化成協 中西会長「引き続き改正化審法への対応に注力」

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2020年1月9日

挨拶を行う中西義之会長
挨拶を行う中西会長

 化成品工業協会は8日、都内で新年賀詞交歓会を開催し、関係者約270人が出席した。

 中西義之会長(DIC会長)は冒頭の挨拶で「昨年の世界情勢を振り返ると、米中貿易摩擦や日韓関係の悪化などの影響を受けた1年だった。また、年末年始には米国とイランの関係が緊張状態に陥っており、今後のリスク要因となる」と懸念を示した。

 一方、「明るい話題は旭化成の吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞されたことだ。化学に携わる者として大変誇りに思う。また、今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催される。国中が盛り上がっていくことを期待している」と述べた。

 続いて、同協会が取り組んでいる化学品規制に関する2つの大きなテーマについて説明。まず「改正化審法への対応」では、

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