大日本住友製薬 新型ウイルス感染による肺炎予防で中国に寄付

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2020年1月31日

 大日本住友製薬はこのほど、中国子会社である住友制葯(蘇州)が、新型コロナウイルスの感染による肺炎の発生の予防と抑制のため、中国赤十字基金会への100万元(約1500万円)の寄付を決定したと発表した。

 寄付金は、中国・武漢市の病院で患者の治療にあたる第一線の医療関係者の需要に応じて、医療関係者がより安全に治療できるよう、防護服、マスク、消毒液などの医療防具や治療設備の調達に充てられる。

 大日本住友製薬と住友製葯(蘇州)は、「疾患を早期にコントロールし、最前線で奮闘する医療関係者の安全が確保されることを切に願っています」とコメントしている。

大日本住友製薬 中国で抗精神病薬「ラツーダ」を発売

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2019年9月4日

 大日本住友製薬は3日、中国子会社である住友制葯(蘇州)が、非定型抗精神病薬「ラツーダ」を同日、中国で成人の統合失調症を適応症として発売したと発表した。

 「ラツーダ」は、同社が創製した非定型抗精神病薬で、米国などで「LATUDA」の製品名で販売中の同社グループの中核製品。今年1月に、中国の国家薬品監督管理局より輸入許可が得られていた。

 同社は中国で昨年発売した非定型抗精神病薬「ロナセン」に加え、今回の「ラツーダ」発売により、中国での統合失調症の治療選択肢を広げ、統合失調症治療に一層貢献できるものと期待している。