DIC 共押出多層フィルム再値上げ、原料高に対応

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2021年9月30日

 DICは29日、共押出多層フィルム「DIFAREN」の全銘柄について、10月21日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「一連(500㎡)あたり200円以上」(厚み20㎛換算)。

 同社は7月に値上げを実施したが、原油および国産ナフサ価格はそれ以降も高騰を続け、フィルム製品の原材料価格はさらに上昇している。加えて、物流費、副資材費、設備維持費などのコストも事業収益を圧迫している状況にある。こうした中、同社は自助努力を続けてきたが、これら費用の吸収は極めて困難なことから、今後の安定供給を図るために、値上げせざるを得ないと判断した。

DIC 共押出多層フィルムを値上げ、コスト上昇に対応

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2021年6月30日

 DICは29日、共押出多層フィルム「DIFAREN(ディファレン)」の全銘柄について、7月21日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「一連(500㎡)あたり250円以上(厚み20㎛換算)」。

 同社は、今春にも同製品の値上げを実施していたが、その後も、原油や国産ナフサ価格は高騰を続け、フィルム製品の原材料価格がさらに高騰している。加えて、物流費、副資材費、設備維持費といったコストも上昇している。こうした中、同社は自助努力を続けてきたが、これらの費用の吸収は極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給のためには、値上げが避けられないと判断した。