理研など 温和な条件で窒素からアンモニアを連続合成

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2024年2月27日

 理化学研究所と東京大学、北海道大学の共同研究グループはこのほど、6原子程度の金属クラスターが無数の細孔に取り込まれた触媒を創製し、大気中の窒素分子からアンモニアを低温度で持続的に合成することに成功した。

極微金属クラスター触媒によるアンモニア合成

 アンモニアは、CO2を

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NEDO 触覚情報と診察動画を伝送、遠隔で触感を再現

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2024年1月25日

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)はこのほど、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の一環で、北海道大学、BIPROGY、テクノフェイスの研究グループが、触覚情報と診察動画を統合し、遠隔の医師間で共有する遠隔触診システムを開発したと発表した。今回、北海道大学病院、帯広厚生病院、函館中央病院の3拠点を結んだ遠隔触診の実証に成功している。

「遠隔触診システム」 社会実装のイメージ

 同システムは、画像、

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東レリサーチセンター 多重量子井戸型半導体ナノワイヤの作製に成功

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2023年10月2日

 東レリサーチセンター(TRC)、北海道大学、東京大学、リンショピン大学(スウェーデン)らの研究グループはこのほど、発光・受光機能と熱安定性に優れたガリウムヒ素(GaAs)・ガリウムインジウム窒素ヒ素(GaInNAs)半導体ナノワイヤを、シリコン基板上に

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北海道大学など マクロロタキサン、にじみ出ない高分子添加剤

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2023年8月1日

 北海道大学とお茶の水女子大学、東北大学、防衛大学校の研究グループはこのほど、環状高分子リング中に線状高分子が入り込んだネットワークポリマー「マクロロタキサン」の合成に成功した。

マクロロタキサンの合成方法

 ナノメートルサイズのリング分子に、

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北海道大学 化学反応を自在に設計するプラットフォーム開発

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2023年7月11日

 北海道大学の研究グループはこのほど、化学反応経路の幅広い活用と社会への普及を目的に、人工力誘起反応法(AFIR法)から生み出された化学反応経路データを、ソフトなどを一切インストールすることなく、ウェブ上でクリックのみで検索、可視化、探索、設計を実現するプラットフォームを開発した。同大学創成研究機構化学反応創成研究拠点「WPI‐ICReDD」、同大学院理学研究院の髙橋啓介教授、前田理教授らの研究グループによる成果。

化学反応創製プラットフォーム「SCAN」。ウェブで無償公開している

 研究グループはこれまで、AFIR法は

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大阪大学と北海道大学 導電性ポリマー立体配線で脳型コンピュータ

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2023年7月10日

 大阪大学と北海道大学の研究グループはこのほど、溶液中で電解重合成長する導電性ポリマーの分子細線を立体配線材料として利用し、脳のように学習する脳型コンピュータを実現し得ることを世界で初めて明らかにした。脳が成長するかのように、溶液中で分子細線が伸長・配線することで回路が学習し、そのネットワークに連想記憶を付与することにも成功した。

導電性ポリマー立体配線のイメージ

 現在の人工知能には

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JSR 脂質ナノ粒子DDS、北海道大とパートナー契約

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2023年6月21日

 JSRはこのほど、北海道大学とドラッグデリバリーシステム(DDS)の1つである脂質ナノ粒子のための機能性脂質の製造・販売に関するパートナー契約を締結したと発表した。

 北大大学院の原島秀吉教授、佐藤悠介助教らが開発した機能性脂質「CL4H6」を用いた脂質ナノ粒子は、

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三井化学 デジタル技術が研究・製品開発を加速

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2022年12月5日

アカデミアと共創し、早期にソリューション創出

 ソリューション型ビジネスモデルへの転換を進める三井化学は、共創によるDX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)を活用した技術・研究開発を推進する。中でもアカデミアとの連携を活発化させている。昨年11月には、九州大学と共同で、同大学のカーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I2CNER:アイスナー)内に、「三井化学カーボンニュートラル研究センター」を設置し、カーボンネガティブ技術の社会実装化を視野に共同研究を開始した。

橋本修社長=11月28日、経営概況説明会

 先月には新たに

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三井化学 北海道大学とイノベーションラボ、来春設置で合意

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2022年11月25日

 三井化学は24日、北海道大学との間で、同大創成研究機構化学反応創成研究拠点(ICReDD:アイクレッド)内に来春、「三井化学‐ICReDD 化学反応設計イノベーション部門」(三井化学‐ICReDDラボ)を設置することで基本合意したと発表した。

高機能材料の開発や、循環型社会の実現に向けた新規反応の設計を目指し、北海道大学と共同研究を開始する

 複雑系化学反応を対象とした

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東ソー 北海道大学が創設した「鈴木章賞」に単独協賛

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2021年12月9日

 東ソーは8日、北海道大学が鈴木章名誉教授の功績を称えるとともに、化学分野の学術進歩を支援する目的で、「鈴木章賞」を創設したことを受け、単独協賛企業として同賞の支援を決定したと発表した。

 2010年にノーベル化学賞を受賞した同大学の鈴木章名誉教授は、2008~2019年にかけて、同社グループの技術アドバイザーを務めた。その間、2017年には「東ソー研究・技術報告」第61巻の巻頭言を執筆するなど、研究開発指導に加えて、同社の情報発信活動(リクルート資料、CSRレポート、共著専門書作成など)に大いに貢献している。

 「鈴木章賞」には2つの賞が設けられ、実験化学分野「Akira Suzuki Award」、および計算(理論)化学・情報科学分野「ICReDD Award」において、化学反応開発に顕著な功績を収めた研究者に授与される。今回、初代「鈴木章賞」の受賞者が決定し、授賞式および受賞講演会が2022年3月12~13日に開催される予定。

 東ソーは、今後も化学分野の技術発展への貢献を続けていく。