SEMI 今年のシリコンウエハー出荷は前年比6%減と予測

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2019年10月3日

 SEMIはこのほど、半導体向けシリコンウエハー出荷面積の年次予測を発表した。2019年の出荷面積は、過去最高記録となった2018年から6%減となるが、2020年には再び成長に転じ、2022年には過去最高記録を更新すると予測している。

 2022年までのシリコンウエハーの需要予測では、ポリッシュドウエハーとエピタキシャルウエハーの合計出荷面積が、2018年は前年比8・0%増の125億4100万平方インチ、2019年は同6・3%減の117億5700万平方インチ、2020年は同1・9%増の119億7700万平方インチ、2021年は同3・5%増の123億9千万平方インチ、2022年は同3・2%増の127億8500万平方インチとなる見通し。

 SEMIのクラーク・ツェン市場調査統計担当ディレクターは「今年は、業界が累積した在庫と需要の低迷に対処するため、出荷面積は減少するだろう。しかし2020年に業界は安定し、2021年、2022年に成長の勢いを取り戻すと予測される」とコメントしている。