双日プラネット バイオマスPE配合の塩ビPTPシート開発

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2023年5月12日

 双日プラネットとサンエー化研はこのほど、バイオマスポリエチレン(バイオマスPE)を配合した塩ビ樹脂(PVC)ベースの医薬錠剤包装資材、PTPシート「Medi Green(メディ・グリーン)」を開発し、販売を開始した。

「Medi Green」(左)と、同製品成型後のPTPシートイメージ(右)

 PVCベースの

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双日プラネットとANA プラフィルムの循環型再生利用

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2022年11月1日

 双日グループの合成樹脂商社双日プラネットとANAホールディングスはこのほど、使用済みの航空貨物用プラスチックフィルムなどを回収しANAで使用するプラスチック製品に再生する、プラスチックを廃棄しない循環型スキームを共同で立ち上げた。日本の航空会社として初の取り組み。

航空貨物用プラフィルムのリサイクル

 ANAグループは

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王子HD パルプ原料のプラ製造が環境省委託事業に採択

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2019年10月25日

 王子ホールディングスはこのほど、バイオプラスチック(ポリ乳酸、ポリエチレン)開発事業が、双日プラネットとともに、環境省が行うCO2排出抑制とプラスチック資源循環システムの構築を目的とする委託事業「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されたと発表した。

 従来の石油を原料とするプラスチックを、持続可能なバイオマスを原料としたバイオプラに置き換えることで、大気中へのCO2排出を抑制し、地球温暖化防止に貢献することを目指す。

 一般的なバイオプラは主にサトウキビやトウモロコシなどの可食原料から製造されるが、同事業では非可食である樹木由来のパルプを原料としたポリ乳酸やポリエチレンの製造を実証する。これにより、食品原材料との競合をも無くした非可食バイオプラスチックの普及を目指す。

 双日プラネットではすでに2012年からブラスケム社(ブラジル)製のグリーンポリエチレン(サトウキビ由来)の販売・普及活動を行っている。今後、王子ホールHDではパルプからのポリ乳酸、ポリエチレンの製造検討を、双日プラネットでは既存のバイオプラスチック販売網を生かし、同実証事業で製造したバイオプラのユーザー側での利用性やリサイクル性の確認、LCA解析、マーケティングなどを行う予定だ。