中外製薬の2023年度業績 コロナ関連を除けば増収増益

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2024年2月15日

 中外製薬はこのほど、2023年12月期の通期連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年比12%減の1兆1114億円、営業利益12%減の4392億円、当期利益14%減の3255億円となった。なお同社が調整を行うコア実績では、売上収益5%減の1兆1110億円、コア営業利益0.2%減の4507億円、コア当期利益5%増の3336億円となる。

 決算会見において奥田修社長CEOは

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中外製薬 ALK阻害剤、肺がん術後補助療法で適用拡大申請

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2023年12月19日

 中外製薬はこのほど、ALK阻害剤「アレセンサ」(一般名:アレクチニブ)について、ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)における術後補助療法に対する適応拡大の承認申請を、厚生労働省に行ったと発表した。なお、同適応症に対しては、希少疾病用医薬品指定の申請を提出しており、指定された場合、適応拡大の承認審査は優先審査の対象となる予定。奥田修社長CEOは、

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【化学企業 入社式訓示⑧】中外製薬 奥田修社長CEO

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2023年4月13日

 入社おめでとう。中外製薬グループの一員として第一歩を踏み出す皆さんへ、当社の「価値観」についてお話しする。

 価値観は多種多様、人それぞれだ。しかし、中外製薬で働く皆さんに忘れずに

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中外製薬 新研究拠点「中外LSP横浜」が竣工、来春稼働へ

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2022年10月21日

 中外製薬はこのほど、新研究拠点「中外ライフサイエンスパーク横浜」(中外LSP横浜)の竣工式を行ったと発表した。全16棟(西側7棟、東側9棟)で、総投資額は1718億円(土地430億円、建物設備など1288億円)。来年4月に稼働し、研究者やスタッフなど、約1000人の従業員が勤務する予定だ。

「中外ライフサイエンスパーク横浜」全景

 「中外LSP横浜」は、

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中外製薬 海外事業の基盤強化、中国ビジネス体制を再編

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2022年3月2日

 中外製薬はこのほど、海外事業のさらなる基盤強化を目指し、中国ビジネスの推進体制を再編すると発表した。中国に保有する子会社のうち、CPSとCPCCを4月1日付で統合・再編し、中国事業におけるガバナンス強化、組織効率化、個別機能高度化を推進する。

 奥田修社長CEOは “中外製薬 海外事業の基盤強化、中国ビジネス体制を再編” の続きを読む

中外製薬 アジア国際共同研究「A‐TRAIN」に参画

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2021年12月28日

 中外製薬は27日、国立がん研究センターと共同研究契約を締結し、同センター中央病院が中心となって進めるアジア多施設共同前向き研究「A‐TRAIN(エー・トレイン)」に参画したと発表した。

 エー・トレインは、アジアでの発生頻度が高い6種類の難治がん(子宮頸がん、卵巣明細胞がん、卵巣がん、上咽頭がん、子宮体がん、トリプルネガティブ乳がん)に対して、リキッドバイオプシー検査による遺伝子解析および臨床情報を合わせたデータベースを構築・解析する国際共同研究。同研究を通じ、治療標的となりうる遺伝子異常の特定や治験の実施につなげることで、アジア地域に多い難治がんに対する個別化医療の基盤構築および治療薬の研究開発を推進することを目指す。

 共同研究で中外製薬は、ロシュ社と協働の上、卵巣がんコホートにおける遺伝子解析検査として、血液を用いたリキッドバイオプシー検査である「FoundationOne Liquid CDx がんゲノムプロファイル」を提供する。

 奥田修社長CEOは「アジア諸国におけるがんの問題は深刻さを増しており、質の高いがん治療の実現は重要な課題だ。今回研究が、この地域におけるがん個別化医療の基盤構築および研究開発の推進につながることを期待している」と述べている。