北大など マイクロプラ添加剤が魚類に蓄積、世界初実証

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2022年12月23日

 北海道大学大学院環境科学院、東京農工大学らの研究グループはこのほど、魚類がマイクロプラスチックの摂取を通じて、プラスチック製品に含まれる添加剤を筋肉や肝臓などの体組織に取り込み蓄積することを、世界で初めて実証した。

マイクロプラスチックが食物連鎖を通して添加物を魚類に運ぶメカニズム

 添加剤は、

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旭化成 バイオガス精製システム実証を倉敷で実施

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2022年9月16日

高濃度のメタンガス精製、25~26年に上市へ

 旭化成と倉敷市(岡山県)は15日、同市において、バイオガス精製システムの性能評価および実証を行う契約を締結したと発表した。同社の製造統括本部 水島製造所と倉敷市は、これに先駆けて同日、カーボンニュートラル(CN)社会の実現に向けた包括連携協定を締結。今回の脱炭素化に資する実証実験の推進は、両者の連携項目の1つに当たる。

CO 2 新規吸着剤に用いる「 K- GIS」 ゼオライトの結晶構造

 同システムは、

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三菱ケミカル アクリル樹脂CR、解重合技術の実証に成功

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2021年12月10日

 三菱ケミカルおよび連結子会社である三菱ケミカルメタクリレーツ(MCM)は9日、米国アジリックス社(米国オレゴン州)と進めてきたPMMA(アクリル樹脂)の解重合技術の検討において、アジリックス社のプラントスケール設備で同技術の実証に成功したと発表した。

 アジリックス社は、ポリスチレンをはじめとする様々なプラスチックに適用できる、独自の熱分解技術を保有。3社は、2020年よりラボスケールでのアクリル樹脂の解重合試験を行ってきた。今年8月からアジリックス社のプラントスケール設備で本格的な実証試験を実施し、アクリル樹脂の解重合に成功した。なお、実証試験で得られた解重合後の分解物は、従来法で製造されたMMAと同水準の品質レベルまで純度を高めるべく、イギリス・ウィルトンにある同社グループのパイロットプラントで蒸留精製検討を進めている。

 三菱ケミカルとMCMは、かねてよりアクリル樹脂のリサイクルに向けた検討を行っており、日本ではマイクロ波化学と協力し、事業化に向けた実証試験を進めている。今回、アジリックス社でのプラントスケール設備における実証試験の成功を受けて、欧州と日本国内でその地域特性に適したアクリル樹脂のケミカルリサイクル(CR)プラントの建設に向けたさらなる検討を加速する。

 三菱ケミカルは、MMAおよびアクリル樹脂の世界ナンバーワンシェアのメーカーとして、同事業のサーキュラーエコノミー実現に向けた取り組みを積極的にリードしていく。