東大など 最小サイズの新種緑藻、バイオ燃料などに期待

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2023年2月13日

 東京大学大学院らの研究グループはこのほど、新種の微細藻類である淡水性緑藻を発見したと発表した。東京大学大学院新領域創成科学研究科の松永幸大教授、黒岩常祥名誉教授、東京理科大学大学院理工学研究科の加藤翔一大学院生(研究当時)らの共同研究グループは、金魚やメダカを飼育していた水槽の水から、微細藻類の単離・培養に成功し、全ゲノム配列を同定した。

メダカモの電子顕微鏡写真(左)と模式図(右)。メダカモは非常に単純な細胞内構造を示す。細胞内小器官として、核(n)、核小体(no)、液胞(v)、ミトコンドリア(mt)、葉緑体(cp)、ゴルジ体(g)を1個ずつもつ。また、葉緑体内にはデンプン(s)を貯蔵する。写真左の下部にある黒いスケールバーは500nmを示す

 その中の

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