BASF 3Dで日中の展示会に出展、新ブランドを紹介

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2020年1月27日

 BASFのグループ会社BASF3Dプリンティングソリューションズ(B3DPS)は、アジア太平洋地域で開催される3つの展示会で、革新的な材料とサービスのポートフォリオを展示する。

 出展するのは「TCT Asia 2020」(上海)、「TCT Japan 2020」(東京)、「日本ものづくりワールド 2020」(千葉)。産業向け付加製造ソリューションを提供する、新たなB3DPSのコーポレートブランド「Forward AM」を、アジア太平洋地域で初めて紹介する。

 新ブランド名の「Forward」は未来志向の最先端素材・技術を、「AM」は付加製造(Additive Manufacturing)を表している。同ブランドの下、今回の3つの展示会では、パウダーベット方式合金粉末や高機能プラスチック、金属フィラメント、自動車産業、航空宇宙産業、医療・歯科産業、消費財用途の最新フォトポリマーなど、産業向け3Dプリントの幅広い材料ポートフォリオを展示する。

 また、最初のデザインコンセプト(Design for AM)から、シミュレーション「ウルトラシム」、造形・仕上げ、スキャンやプロトタイプ評価まで、バーチャルエンジニアリングサービスの全域を紹介する。

 なお、現地の顧客ニーズに迅速・柔軟に対応するため、B3DPSは「ウルトラフューズ」フィラメントの販売に向け、現地代理店として日本3Dプリンターと提携した。日本で開催される2つの展示会では、日本3Dプリンターとともに「ウルトラフューズ」フィラメントの幅広いポートフォリオを展示する。