日本ポリプロ PP全製品値上げ、国産ナフサ価格が上昇

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2024年4月3日

 日本ポリプロは2日、ポリプロピレン(PP)全製品について、今月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 OPECプラスによる協調減産の継続、地政学リスクによる原油価格上昇に加え円安進行もあり、国産ナフサ価格は8万円klを窺う水準に上昇すると見込まれている。厳しい経済環境の下、同社は、徹底したコスト削減に努めているものの、主原料価格の上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

 

日本ポリプロ 人事(2024年4月1日)

2024年3月8日

[日本ポリプロ・人事](4月1日)▽退任(代表取締役社長社長執行役員)善林永寿▽代表取締役社長社長執行役員飯島要▽退任(代表取締役副社長副社長執行役員)庄司慎哉▽代表取締役副社長副社長執行役員潮田勉▽退任(取締役兼日本ポリケム代表取締役社長社長執行役員兼日本ポリエチレン取締役)、三菱ケミカルグループ執行役員人事本部長田中真彦▽取締役兼日本ポリケム代表取締役社長社長執行役員兼日本ポリエチレン取締役野間元雅也▽退任(執行役員業務部長)大熊一雄▽業務部長松永徹▽品質保証部長兼日本ポリケム統括部品質統括室園部真也。

 

日本ポリプロ PP全製品値上げ、ナフサ価格上昇に対応

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2023年10月23日

 日本ポリプロは20日、ポリプロピレン(PP)全製品について、11月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 OPECプラス協調減産継続、中東における地政学リスクの高まりによる原油価格上昇、円安進行などにより、国産ナフサ価格は7万7000円/kl超の水準に上昇する見込み。こうした中、同社は、徹底したコスト削減に努めているものの、主原料価格の上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、価格改定せざるを得ないと判断した。

日本ポリプロ PP全製品値上げ、ナフサ価格上昇に対応

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2023年8月24日

 日本ポリプロは23日、ポリプロピレン(PP)全製品について、9月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「20円/kg以上」。OPECプラスの協調減産継続に伴う原油価格上昇や、日米の金利差を背景とした円安の影響もあり、国産ナフサ価格は7万円/kl超の水準まで上昇する見通し。同社は、厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めているものの、今回のコスト上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

日本ポリプロ 四日市工場のPP一系列停止、競争力強化

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2023年7月31日

 日本ポリプロはこのほど、四日市工場(三重県四日市市霞コンビナート内)のポリプロピレン(PP)製造設備について、1系列(年産8万t)の停止を決定したと発表した。停止時期は2024年3月を予定している。

 同社は、プラントの競争力強化と高性能PPの拡充により、収益力の強化を進めており、今回の停止はその一環となる。

日本ポリプロ PP全製品値上げ、コスト上昇に対応

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2023年3月23日

 日本ポリプロは22日、ポリプロピレン(PP)全製品について、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 昨今のエネルギー価格高騰によるユーティリティコストの上昇は当初の想定をはるかに超える水準で推移している。また、副資材、物流費、外注加工費などの諸費用も大きく増加している。同社は、厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めているが、今回のコスト上昇を自助努力のみで吸収することは困難であることから、採算是正として値上げせざるを得ないと判断した。