帝人フロンティア 新社長に平田恭成常務が昇格、産業資材を歴任

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2021年2月8日

 帝人フロンティアは5日、日光信二社長が退任し、次期社長に平田恭成(ひらた・やすなり)取締役常務執行役員が就任することを内定したと発表した。就任予定日は4月1日。

平田恭成取締役常務執行役員

  平田氏は広島県生まれの58歳。1985年3月に神戸大学農学部を卒業し、同年4月に日商岩井に入社した。その後の合併や統合により、2005年7月にNI帝人商事で、2013年4月に帝人フロンティアでそれぞれ繊維資材本部の繊維資材第二部長を経て、2014年4月に繊維資材本部長、2018年4月に執行役員に就任。昨年4月からは取締役常務執行役員(産業資材部門長)を務めている。

デンカ 次期社長に今井俊夫取締役専務執行役員が就任

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2021年2月8日

 デンカは5日、同日に取締役会を開催し、次期社長に今井俊夫(いまい・としお)取締役専務執行役員の就任を決議した。山本学社長は代表取締役会長に就任する。就任予定日は4月1日。

今井俊夫氏。次期社長に就任する
今井俊夫氏。次期社長に就任する

 今井氏は、神奈川県生まれの62歳。1982年3月に早稲田大学政治経済学部を卒業し、同年4月に同社に入社した。スチレン事業部長や経営企画室長を経て、2013年に執行役員(エラストマー・機能樹脂部門長補佐)、2017年に常務執行役員(エラストマー・機能樹脂部門長)、2019年に取締役常務執行役員などを歴任し、昨年4月からは現職の取締役専務執行役員を務めている。

クラレ 新社長に川原仁常務が昇格、次期中計を推進

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2020年10月29日

 クラレは28日、取締役会を開催し、次期社長に川原仁取締役・常務執行役員の就任を決議した。伊藤正明社長は取締役会長に就任する。就任予定日は来年1月1日。

川原仁氏、次期社長に就任する
川原仁氏、次期社長に就任する

 同社は、2022年から始まる次期中期経営計画の策定と実行を、同社グループの持続的な成長と企業価値向上により一層推進するために、川原氏を次期社長とする新たな経営体制への移行を決めた。

 川原氏は埼玉県生まれの58歳。1984年3月に早稲田大学政治経済学部を卒業後、同年4月にクラレに入社した。その後、機能樹脂・フィルムカンパニーエバール事業部樹脂販売部長、樹脂カンパニー企画管理部長、ビニルアセテートカンパニーポバールフィルム事業部長などを歴任し、2018年からはビニルアセテート樹脂カンパニー長を務める。

三菱ケミカルHD 次期社長に仏ロケット社ギルソン氏を指名

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2020年10月26日

ジョンマーク・ギルソン氏

 三菱ケミカルホールディングスは23日、同日開催の取締役会で代表執行役の人事を決議し、次期社長にジョンマーク・ギルソン氏(仏ロケット社CEO)が就任すると発表した。就任予定日は来年4月1日。

 ギルソン氏はこれまで、 ダウコーニング社スペシャリティケミカルズ事業部門のエグゼクティブVPやニューシル・テクノロジー社のCOOを務めるなど、欧米化学企業で経営者や事業責任者としてリーダーシップを発揮し、現在は、フランスに本社を置くロケット社のCEOを務める。

 三菱ケミカルHDは、経営理念「KAITEKI」の下、①ポスト・コロナの世界を見据えたバイオケミカル/ライフサイエンスを含むヘルスケア事業と機能商品系の高付加価値なケミカル事業とを融合した戦略的ビジョンとブランディング戦略の構築、②企業価値、特に株主・投資家から見た企業価値の向上、③強力なリーダーシップでポートフォリオ・トランスフォーメーションの断行を基準に、社内外、国内外を問わず広く候補者を求めた結果、ギルソン氏を次期代表執行役社長とすることを決議した。

 スペシャリティケミカル分野やライフサイエンス分野の世界的視野をもち、ポートフォリオ・トランスフォーメーションを実行し業績を達成した実績がある。同社は、こうした実績・能力と熱意に照らし、ポートフォリオトランスフォーションを加速し、社会課題の解決をグローバルに主導することで持続的な成長を実現する上で適任であると判断した。