デンカ クロロプレンモノマー毒性評価、再考要請が却下

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2022年11月1日

 デンカはこのほど、米子会社デンカ・パフォーマンス・エラストマー(DPE)が、今年6月に米環境保護庁(EPA)に対して提出した、クロロプレンモノマーの発がんリスクに関する毒性評価の「再考要請(RfR)」について、EPAが要請を却下するレターを公式ホームページに公開したと発表した。

 レターでは、

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デンカ 米・当局がクロロプレンモノマー毒性評価を却下

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2022年5月17日

 デンカはこのほど、米子会社DPEが米国環境保護庁(EPA)に提出した、クロロプレンモノマーの発がんリスクに関する毒性評価の「見直し要請(RfC)」が却下されたと発表した。

 EPAは、

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デンカ 米EPAにクロロプレン毒性評価の見直しを要請

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2021年7月21日

 デンカは20日、米国子会社のデンカ・パフォーマンス・エラストマー社(DPE)が、今月15日に米国環境保護庁(EPA)に対し、クロロプレンモノマーへの暴露による発がんリスクの見直しを可能にする新たな毒性評価モデルを含む、クロロプレンモノマーの毒性評価に関する正式な「見直し要請(RfC)」を提出したと発表した。RfCはEPAが最善の科学に基づいて判断を下すことを目的に策定した科学的な検証プロセス。

 この新しいモデルは、生理学的薬物動態(PBPK)モデルと呼ばれ、人体への健康リスク評価に関するEPAと米国科学アカデミーの推奨事項に則っている。EPAはクロロプレンモノマーによる発がんリスクの評価を2010年に実施。EPAの統合リスク情報システム(IRIS)に登録されているこの評価は、一系統の雌のマウスに対する影響にのみ基づいている。

 それに対し、新モデルの結果は、ピッツバーグ大学の研究者らが最近更新したクロロプレン製造工場の勤務者に関する数十年にわたる研究や、ルイジアナ州の発がん率についてまとめたルイジアナ州腫瘍統計局の統計データなどの、クロロプレンモノマーに関する既存の疫学的研究と一致。そしていずれも、セント・ジョン・ザ・バプティスト郡にあるDPEの製造工場から排出されるクロロプレンモノマーによって、同工場の勤務者や近隣住民の発がんリスクが高まってはいないことを示唆している。