帝人 水溶性食物繊維「イヌリア」が学校給食に採用

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2022年9月8日

 帝人はこのほど、水溶性食物繊維「イヌリア」が、静岡県内の小・中学校で提供される給食用パンの素材として採用されたと発表した。夏休み明けから、給食献立として「イヌリア」入りのパンの選択が可能になり、児童、生徒、教職員など最大31万人に提供される。なお、「イヌリア」が学校給食用素材として採用されるのは初となる。

水溶性食物繊維「イヌリア」

 近年、栄養が偏った食事や食生活の乱れにより、子供の健康問題が深刻化しており、栄養バランスが取れた食事として学校給食の重要性が一段と高まっている。各栄養素の摂取量は国が「学校給食摂取基準」として定めているが、食塩の

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帝人と日本サブウェイ 腸活サンドをサブウェイで発売

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2021年6月1日

 帝人と日本サブウェイはこのほど、帝人が展開する水溶性食物繊維「イヌリア」を使用したサンドイッチ「腸活サンド チキンandチーズ」を、日本サブウェイが展開するサンドイッチ・チェーン「サブウェイ」において、5月26日から販売しており、両社共同でプロモーションを展開すると発表した。

サブウェイとコラボ 腸活サンドを販売開始

ここ数年で世の中の健康への意識はますます高くなり、日々健康的な食事を心がけることに対し人々の関心が高まっている。帝人は、日々の食生活から人々の健康に貢献することを目指して、機能性食品素材ビジネスを展開。そのひとつである「イヌリア」は、「腸内のビフィズス菌による発酵・増殖に利用され、腸内フローラが良好になることで、お腹の調子を整える」という機能性表示食品にも使われ、注目されている。

 「イヌリア」はチコリの根から抽出した植物由来の水溶性植物繊維。高い水溶性と特徴の異なる複数のラインアップにより様々な食品への展開が期待できるため、帝人では新しい用途を模索してきた。今回、広く消費者に親しまれている日本サブウェイのサンドイッチに使用されることで、帝人の食品ビジネスを認知してもらうとともに、より多くの人の健康に貢献できることを期待している。

サブウェイの腸活サンド

  一方、日本サブウェイは、新鮮な野菜を美味しく手軽に食べることのできる健康的な外食・中食の選択肢としてサンドイッチを楽しんでもらえるよう、常々新しいメニューの開発に注力。そして今回、健康維持・増進に特に重要とされている「腸活」に着目し、帝人が展開する「イヌリア」を使用した「腸活サンド チキンandチーズ」を開発。

 日本サブウェイは、「腸活はサンドで。」をキャッチフレーズに、「腸活サンド チキンandチーズ」の販売を通じて、手軽に「腸活」を実践できる新たな選択肢を提供するとともに、外食・中食においても健康的な食生活を志向する顧客ニーズに応えるサブウェイのサンドイッチの魅力を引き続き訴求していく。

 

帝人 スーパー大麦と水溶性食物繊維使用のカレーを発売

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2019年8月22日

 帝人はこのほど、事業展開している機能性食品素材のマーケティング活動を加速するため、スーパー大麦「バーリーマックス」と水溶性食物繊維「イヌリア」を使用した新製品「食物繊維にこだわったスーパー大麦キーマカレー(イヌリン入り)」を開発し、販売を開始した。

 「バーリーマックス」は、βグルカンやフルクタンなどの水溶性食物繊維や、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を豊富に含む非遺伝子組み換え大麦。帝人は、2015年にオーストラリアのヘルシー・グレイン社と、日本における「バーリーマックス」の独占共同開発契約を締結し、日本での臨床試験や素材特性を生かした製品開発などを行い、販売を拡大している。

 一方、「イヌリア」はオランダの食品素材メーカーであるセンサス社が製造するイヌリン。主にキク科の野菜であるチコリから作られた天然由来の水溶性食物繊維で、帝人は昨年、日本における独占販売契約を締結し、国内で「イヌリア」ブランドの製品開発や顧客開拓などマーケティング活動を展開している。

 今回、販売を開始する「スーパー大麦キーマカレー(イヌリン入り)」は、「バーリーマックス」と「イヌリア」の双方を配合した初めての製品で、1袋(1人前)に1日の摂取目標量である20g以上の食物繊維を含有。また、動物性原料を使用しておらず、肉の代わりに「バーリーマックス」を配合してヘルシーに仕上げた。

 帝人は、新製品の販売開始を契機として、機能性食品素材ビジネスの拡大に向けてマーケティング活動を強化していく。また、1人ひとりが生まれてから最後の日を迎えるまでの人生を支えることを目指し、今後も機能性食品素材の開発・販売に注力することで、世界中の人々のQOL向上に貢献していく考えだ。