汎用4樹脂 7月の国内出荷、PSを除き3樹脂がプラス

2021年8月20日

 業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)の3樹脂は6~8カ月連続で前年を上回る結果となった。前年は工業生産、個人消費で持ち直しの動きがあったものの、汎用樹脂の出荷水準としては近年では低めとなっていたが、7月はLDPE、HDPE、PPともにこれを上回った。

 一方、ポリスチレン(PS)は、7月からの値上げを控えていたこともありマイナスに転じた。分野別に見ると、LDPEとHDPEではフィルム分野の出荷増加が続いているほか、PPでは射出成形分野、フィルム分野、押出成形分野の出荷の伸びが見られている。PSはほとんどの用途で出荷が減少した。

 7月の出荷合計を品目別に見ると、

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汎用4樹脂 1月の国内出荷はLDPEは増加、HDPEは前年並み

2020年2月21日

 業界筋によると、1月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)がプラス、高密度ポリエチレン(HDPE)はほぼ前年並み、ポリプロピレン(PP)とポリスチレン(PS)はマイナスとなった。

 前年は、LDPEとHDPEは原料情勢を巡る先安観からの買い控えも見られ、出荷が低迷した。これに対し、今年はLDPEが

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汎用4樹脂 2019年の国内出荷はPPのみ前年上回る

2020年1月24日

 業界筋によると、2019年(1-12月期)の汎用4樹脂の国内出荷は、ポリプロピレン(PP)のみ前年を上回り、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリスチレン(PS)の3品目は前年の水準を下回った。

 Pは輸出が

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汎用4樹脂 11月の国内出荷は全てマイナスに

2019年12月20日

 業界筋によると、11月の汎用4樹脂の国内出荷は、前月に続き低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4樹脂全てがマイナスとなった。

 LDPEとHDPEでは、依然としてフィルム分野の出荷が前年を下回る状況にある中、フィルム以外の分野でも増加が見られておらず、前年割れとなった。PPはフィルム分野などの

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汎用4樹脂 9月の国内出荷はHDPEとPPが増加

2019年10月18日

 業界筋によると、9月の汎用4樹脂の国内出荷は、高密度ポリエチレン(HDPE)とポリプロピレン(PP)がプラス、低密度ポリエチレン(LDPE)とポリスチレン(PS)はマイナスとなった。

 HDPEは中空成形分野などの出荷増がありプラス、PPは射出成型分野を中心とした出荷増により前年を上回った。LDPEはフィルム分野の出荷が

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石化協 8月のエチレン生産は前年比6.7%増加

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2019年9月20日

プラント稼働は低下、11カ月ぶりに95%割れ

 石油化学工業協会が19日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、8月のエチレン生産は前年同月比6.7%増の55万1200tだった。稼働プラントの平均稼働率は93.8%となり、11カ月ぶりに95%を下回った。

 他の17品目については、定修規模差や稼働率要因から、ポリプロピレン(PP)やポリスチレン(PS)、スチレンモノマー(SM)、塩ビ樹脂、エチレングリコール(EG)、BRなどの10品目がプラス、低密度ポリエチレン(LDPE)や塩ビモノマー、SBR、トルエンなど7品目がマイナスとなった。

 また、業界筋によると、8月の

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