コスモ石油 脱炭素向け再エネ・EVパッケージ商品発売

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2021年10月12日

 コスモ石油マーケティングはこのほど、法人・自治体向けの再生可能エネルギー(再エネ)とEVなどの導入、効果的活用をワンストップで支援する商品「コスモ・ゼロカボソリューション」の販売を開始した。

 「ゼロカボ」とは、炭素(カーボン)排出実質ゼロの取り組みの愛称。コスモエネルギーグループは脱炭素社会に向け、風力発電事業を中心とした再エネ事業の強化を進め、エネルギーとモビリティの両面で再エネサプライチェーン構築と利用促進を加速している。

 コスモエコパワーの風力由来の電力「コスモでんきビジネスグリーン」を家庭やオフィス・工場、自治体施設、同社系列サービスステーションなどへ販売し、オプションサービスとして初期費用不要の自家消費用太陽光パネルの設置も行っている。

 モビリティ分野では、カーリース事業にEVを積極的に取り入れ、EVカーシェアも提供している。「2050年カーボンニュートラル」宣言、「温室効果ガス排出の2013年度比46%削減」目標設定以降、法人や自治体から再エネ電気やEVなどの問い合わせが増加。

 「脱炭素社会に向けた対応」「再エネ電力やEVの導入」などの具体的な取り組みに対し、グループのエネルギー・モビリティ事業アセット「コスモでんきビジネスグリーン」、同「オプションサービス」、「コスモMyカーリース」、同「EVカーシェア」をパッケージにし、ワンストップで提供。今後、資本業務提携先ASFの軽自動車クラスEVのラインアップや、EV充電のピークシフトや蓄電池としての災害時活用などのエネルギーマネジメントシステムも提供する。これにより、手軽で確実なCO2排出削減、経済的メリット、地域貢献を実現できる。

 今後、さらに他社との提携などを通じて、省エネ・創エネや家庭部門も含めた「ゼロカボソリューション」サービスの検討・開発も図り、サステナブルな社会の実現に向けた様々な取り組みを進めていく考えだ。