米国ポリエチレン輸出 11月は前年同月比8%減

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2022年1月21日

LDPEは前年比プラスに、中国向けも回復傾向

 貿易統計によると、米国の2021年11月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比7.7%減の71万5000tとなった。メキシコ湾にハリケーンが上陸した影響で9月は60万t台に落ち込んでいたが、10月は74万1000tと大幅に回復。11月も前月から数量減となったものの70万t台を維持しており、PE輸出が持ち直してきたことが伺われる。

 11月の輸出先を地域別に見ると、

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米国ポリエチレン輸出 9月は前年同月比11%減

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2021年12月13日

3品目ともマイナス、アジア向けは低水準が続く

 貿易統計によると、米国の9月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比11.3%減の68万7000tとなった。8月に70万t台を回復していたが、メキシコ湾にハリケーンが上陸した影響もあり、9月は再び60万t台に減少している。

 9月の輸出先を地域別に見ると、主要な輸出先であるカナダやメキシコは数量を伸ばしたのに対し、南米各国やアジア向けは低調となった。ただ、欧州向けでは、ベルギーが前年同月比でプラスを継続している。

 国別のシェアでは、

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米国ポリエチレン輸出 8月は前年同月比21%減

2021年10月20日

3品目ともマイナス、アジア向けは低水準を継続

 貿易統計によると、米国の8月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比21.1%減の71万4000tとなった。米国で寒波が発生して以降、物流の混乱が長期化していることもあり4月~7月までは60万t台の低水準で推移していたが、ようやく70万t台を回復している。8月までの累計では、

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米国ポリエチレン輸出 2月は対前年比17%減

2021年4月26日

寒波影響で出荷に混乱、中国向け1月比約半分に

 貿易統計によると、米国の2月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比17.2%減の74万2000tと大幅に減少した。2月中旬に米国南部で発生した寒波の影響で、各社の石化プラントが停止を余儀なくされたことや、港湾設備が混乱し出荷が停滞した影響が表れたとみられる。昨年は、秋にハリケーンの影響を受け10、11月の輸出量が70万t台に落ち込んだ。その後、12月は86万5000t、1月は93万8000tと回復基調を強めていたが、こうした背景から、2月は1月比で20万t近くも減少する結果となった。

 2月の輸出先を地域別に見ると、

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米国ポリエチレン輸出 3Qは前年同期比6%増

2020年12月17日

中国向けがシェアトップに、メキシコと僅かの差

 貿易統計によると、米国の3Q(7-9月期)のポリエチレン(PE)輸出は、前年同期比6.4%増の260万4000tとなった。ハリケーンの影響があった9月は77万4000tと、7月(92万6000t)、8月(90万4000t)からは減少したものの、依然として高水準な輸出が続いている。仮にこのペースを維持すれば、今年の輸出量は前年(932万7000t)を大きく上回る970万tレベルになる見通しだ。

 3Qの主な輸出先を見ると、

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米国ポリエチレン輸出 8月は対前年比5%増加

2020年10月26日

メキシコ向けがトップに、中国向けは勢いが鈍化

 貿易統計によると、米国の8月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比5.4%増の90万4000tとなった。8月下旬にハリケーンが上陸した影響で前月までの勢いが衰えたものの、90万t台を維持しており、依然として高水準な輸出が続いている。仮にこのペースを維持すれば、今年の輸出量は前年(932万7000t)を大きく上回る1100万t近くにまで到達する見通しだ。

 8月の主な輸出先を見ると、

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米国ポリエチレン輸出 7月は対前年比20%増

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2020年9月18日

中国向けが3カ月連続首位、インドも回復傾向に

 貿易統計によると、米国の7月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比19.8%増の92万6000tとなった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響があるものの、中国向けを中心に高水準な輸出が継続している。

 米国では相次ぎPE工場が立ち上がってきたことで、昨年から輸出量が増加傾向を強めている。今年に入ってからも基調は変わらず、3月の輸出量は90万t台に達した。コロナ禍の影響が拡大し、さらにナフサ価格が急落した4月は83万7000tに落ち込んだが、5月以降は再び90万t台で推移している状況だ。

 上期(1-6月期)の合計で見ると、前年同期比25.6%増の545万5000tとなった。仮にこのペースを維持すれば、今年の輸出量は前年(932万7000t)を大きく上回る1100万tレベルにまでに達する見通しだ。

 7月の主な輸出先を見ると、

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米国ポリエチレン輸出 10月は対前年比39%増

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2020年1月20日

アジア各国向けも高水準に、中国は2桁増を継続

 貿易統計によると、米国の10月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比38.8%増の90万5000tとなった。米国でシェール由来のクラッカーやPE設備の立ち上げが本格化してくる中、月を追うごとにPE輸出量が拡大している状況だ。

 昨年の10月以降は60万t台で推移していたが、今年に入り3月以降は70万t台を記録。8月、9月は80万t超となり、10月は90万t台に伸長した。1-10月の累計では

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米国ポリエチレン輸出 9月は対前年比37%増

2019年12月16日

アジア各国向け増加基調を継続、中国は2桁増に

 貿易統計によると、米国の9月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比36.6%増の81万8000tとなった。今年の最高値を記録した8月からは減少したものの、80万t台の高水準を維持している。米国のシェール由来設備が立ち上がり、全世界に向けてPE輸出が加速している状況だ。

 1-9月の累計で679万1000tと、すでに2018年の合計を上回っており、2019年の年間輸出量は

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米国ポリエチレン輸出 6月は対前年比41%増

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2019年9月2日

 貿易統計によると、米国の6月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比41.0%増の77万5000tと大幅な伸びを継続した。米国おいてシェール由来の大型エタンクラッカーおよびPE設備が相次いで稼働を開始し、近隣諸国はもちろん、南米や欧州、アジア、アフリカにまで輸出が本格化している状況だ。

 6月の主な輸出先は、1位がメキシコ(9万6000t)、2位がベルギー(9万5000t)、3位がカナダ(6万2000t)、4位が中国(4万7000t)、5位がブラジル(4万2000t)となった。中国は、4~5月は7万t台と高水準で推移していたが、6月は43%減とブレーキがかかった。その他のアジア地域では、ベトナム(同10.4倍)、香港(同3倍)、シンガポール(同2.1倍)、マレーシア(同2倍)の増加が目立つ。また、韓国も同5.3倍の1万3000tとなった。昨年は月に3000~4000t程度だったが、今年に入り輸入量が伸長している。

 一方、6月のPE輸出を品目別にみると、

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