伊藤忠商事 リサイクルナイロン使用の漁網を開発、販売開始

, , , , , , ,

2024年3月25日

 伊藤忠商事はこのほど、世界的なリサイクルナイロンブランド「エコニール」を展開するイタリア Aquafil社、漁網製造の桃井製網(兵庫県赤穂市)と木下製網(愛知県西尾市)とリサイクルナイロンを使用した漁網を共同開発し販売を開始したと発表した。

ナイロン循環スキームのイメージ

 世界では

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ENEOS サーバーを高効率に冷却、液浸冷却液を展開

, , ,

2024年2月21日

 ENEOSはこのほど、カーボンニュートラル(CN)社会の実現に貢献する、サーバー用液浸冷却液「ENEOS IXシリーズ」を、3月末までをめどに販売開始すると発表した。

 同シリーズは、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

AGC 現実と仮想を映すディスプレイ一体型ミラー販売

, , ,

2023年10月26日

 AGCはこのほど、リアルとバーチャルを鮮明に映し出すディスプレイ一体型ミラー「ミラリア」の本格販売を11月1日から開始すると発表した。今後、国内の化粧品販売店や美容室、商業施設などでの普及を目指す。なお「ミラリア」は、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アロン化成 バイオマスエラストマー、新ブランドで展開

, , , , ,

2023年7月11日

 東亞合成グループのアロン化成はこのほど、環境配慮型エラストマーの新ブランド「GRiNABLE(グリネーブル)」を立ち上げ、バイオマスエラストマーの新製品「T‐Biシリーズ」の販売を開始すると発表した。

バイオマス化した熱可塑性エラストマー(TPE)の資源循環イメージ

 同製品は、再生可能な

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ENEOS 島根のガス2事業者にCN‐LNG供給開始

, , , , ,

2021年12月13日

松江市ガス局のカーボンニュートラルLNG供給証明書の受け渡しの様子。(写真左から)松江市の溝武副市長、同市ガス局の山内局長、ENEOSの冨士元ガス事業部長、同社の野地天然ガス販売グループマネージャー、同社キャラクターのエネゴリくん

 ENEOSはこのほど、インドネシアなどで行う海外の森林保全プロジェクト由来のCO2クレジットを活用し、CO2を実質的に排出しないカーボンニュートラルLNG(CN‐LNG)を同社として初めて販売開始するとともに、松江市ガス局(島根県松江市)、出雲ガス(同県出雲市)と売買契約を締結し、供給を開始した。CN‐LNGは、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生するCO2を相殺し実質ゼロとするもの。

出雲ガスのカーボンニュートラルLNG供給証明書の受け渡しの様子。(写真左から)出雲ガスの森山会長、同社の森山社長、ENEOSの冨士元ガス事業部長、同社キャラクターのエネゴリくん

 ENEOSは、松江市ガス局と出雲ガスの、都市ガス製造設備や事務所のガス空調などで使用される都市ガスに向け、ENEOSのLNG基地からCN‐LNGを供給し、利用者のCO2排出量削減に貢献していく考えだ。

 今回の契約に基づき、松江市ガス局と出雲ガスはいずれも各者が使用する1年分相当のCN‐LNG受け入れを予定しており、松江市ガス局は約86t、出雲ガスは約90tのCO2排出量削減効果を想定している。

 ENEOSは今後も、国内で出資・運営するLNG基地(釧路、八戸、水島)を中心に、脱炭素の推進に取り組む顧客ニーズに合わせてCN‐LNGを供給することで、顧客とともに地球規模での温室効果ガス排出量削減への貢献を目指す。

積水化成品工業 リサイクル原料の発泡PS製ボードを開発

, , , , ,

2021年12月1日

 積水化成品工業はこのほど、リサイクル原料を100%使用した「エスレンウッドパネル」(発泡ポリスチレン製ボード)を開発し、「PRCパネル」として販売を開始した。

リサイクル原料100%の「エスレンウッドパネル」

 同製品は、発泡ポリスチレンシートの板状成形品。主に商品PR用のPOP広告の芯材用途など、屋内のサインディスプレイ制作に幅広く使われている。

 これまでリサイクル原料50%配合の同製品を提供していたが、環境保全に配慮した製品を求める市場ニーズを踏まえ、リサイクル原料100%「PRCパネル」を新たに開発した。特長として、①リサイクル原料100%使用で環境負荷が小さい、②従来品と比べ生産時のCO2排出量を約70%削減、③従来品と同等の品質を保持、などがある。

 同社グループは、環境と共生するモノづくりを原点とし「環境リーディングカンパニー」を目指し、従来から注力している3R活動(リデュース、リユース、リサイクル)に加え、2R(リプレイス、リクリエイト)を含んだ「SKG‐5R」を推進。「PRCパネル」は、リサイクルに向けた開発の1つであり、限りある資源を有効活用するだけでなく、生産時のCO2削減も行っている一例だ。同社は、今回の開発にとどまらず、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献していく。

三菱ケミカル 植物由来の透湿性フィルム発売、環境に貢献

, ,

2021年8月3日

 三菱ケミカルは2日、植物由来原料を用いた透湿性フィルム「Green KTF」の販売を開始したと発表した。同フィルムは、同社が新たに開発した独自製法で実現しており、世界的に見てもユニークな製品となる。

植物由来の透湿性フィルム ※写真は従来品

 「KTF」は、天然物由来の炭酸カルシウムと、石油由来のポリエチレン(PE)を主原料とする微多孔質のフィルム。水蒸気より大きく水滴よりも小さい孔径を有することにより、湿気は通すが水は通さない性質をもち、主に紙おむつをはじめとする衛生材料のバックシートや高機能防護服の基材などに使用されている。近年、アジア地域などの発展に伴い需要が増加しており、今後も堅調に推移することが見込まれている。

 今回販売を開始した「Green KTF」は従来の「KTF」と同等の性能を有しながら、植物由来のPEを原料に用いることで、製造時のCO2の排出量を約30%削減。もう1つの主原料である炭酸カルシウムも含め、約9割が天然物由来となるため、環境負荷を低減させている。

 同社は三菱ケミカルホールディングスグループが掲げる中長期経営基本戦略「KV30」のもと、サーキュラーエコノミー実現に向け、バイオマスプラスチック製品の拡充を進めている。今後も、高い機能と環境性能を併せもつ製品の開発・提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく。

三井化学 電子メガネに新モデル投入、足元の視界が向上

, , ,

2021年7月6日

 三井化学はこのほど、センサー部のタッチ操作で遠近を瞬時に切り替えられる電子メガネ「タッチフォーカス(TouchFocus)S」に、電子液晶レンズの電気加入度数バリエーションを追加し販売を開始した。

つるのセンサーに触れるとメガネレンズ内の液晶が稼働し、遠近が切り替わる
つるのセンサーに触れるとメガネレンズ内の液晶が稼働し、遠近が切り替わる

 新たに投入したのは、電気加入度数「+1.0D」モデル。昨年12月に発売した「+0.75D」モデルと比べ、遠方距離と近方距離にフォーカスした設計となっており、ゴルフや釣り、ハイキングといったアウトドア向けの仕様だ。

 「タッチフォーカス S」は「タッチフォーカス」の第2世代モデルで、電子液晶レンズ部(近用部)を約120%拡大し上辺をフラットにしたことで近方視界を広げたほか、タッチセンサー反応速度の改善や、つる(テンプル)接合部分へのスプリングヒンジ採用で操作性・装着感を向上させた。フレームのつるにあるタッチセンサーに触れるとレンズ内の液晶が駆動し度数を上げる仕組みだか、新モデルはこの操作により電気的に度数が「+1.0D」加わるもの。利用者の近用度数が「+2.0D」の場合は、非操作時の度数が「+1.0D」となっていることから、ゆれ・ゆがみ・ぼやけが低減され足元がより快適に見える。ちなみに「+0.75D」モデルでは非操作時の度数は「+1.25D」と高くなるため、40~70cm程度の中間距離を見ることが多い利用者に向く。

「タッチフォーカス」と「タッチフォーカス S」の比較
「タッチフォーカス」と「タッチフォーカス S」の比較

 同社では今回の発売を記念して、今年9月26日までの期間、新モデルの購入者全員を対象に、日差しの眩しさを抑える専用の偏光クリップオンサングラスを進呈するキャンペーンを実施中。販売価格は31万9000円(税込)。全国約80店舗のメガネ専門店で取り扱っている。