東ソーの3月期 ウレタン原料など交易条件改善で増益

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2021年5月12日

 東ソーが11日に発表した2021年3月期の連結業績によると、売上高は前年比7%減の7329億円、営業利益8%増の878億円、経常利益11%増の951億円、純利益14%増の633億円の減収増益だった。同日に電話会議による決算説明会を開催。経営管理室長の米澤啓上席執行役員は、主な減収要因に「キュメンやポリエチレン製品、ウレタン原料の販売数量の減少」「カセイソーダやウレタン原料の海外市況の下落」を挙げ、また増益の主因は、

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信越ポリマーの3月期 減収減益も業績予想を上回る

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2021年5月11日

 信越ポリマーは10日、2021年3月期の決算説明会を電話会議で開催した。小野義昭社長は「新型コロナ感染拡大の影響で、自動車関連入力デバイスの需要が大きく落ち込み、塩ビ関連製品や機能性コンパウンド、プリンタ用現像ローラも低調だった。一方、半導体関連のシリコンウェハ―出荷容器や電子部品用キャリアテープは好調な出荷が続いた。減収減益となったが、業績予想を上回ることができた」と総括した。売上高は前年度比4%減の769億円、営業利益7%減の72億円、経常利益13%減の70億円、純利益28%減の45億円。

 セグメント別に見ると、

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東洋紡の3月期 フィルムやPCR検査試薬伸長し増益に

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2021年5月11日

 東洋紡が10日に発表した2021年3月期の連結業績によると、売上高は前年比1%減の3374億円、営業利益17%増の267億円、経常利益15%増の207億円、純利益70%減の42億円となった。

 同日に電話会議による決算説明会を開催し、竹内郁夫社長は増益要因について、「コロナ禍により自動車や衣料繊維関係は大きく影響を受けたが、フィルムやPCR検査関連が堅調に推移した」と説明。ただし純利益は、「アクリル繊維の減損(78億円)、犬山工場の火災関連費(19億円)を計上したことから、前年比大幅減にとどまった」とした。

 セグメント別に見ると、

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