星光PMC 中計目標未達の見通しも手応え

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2018年8月28日

 星光PMCの滝沢智社長は、27日に開催した2018年1―6月期の決算説明会で、今年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画「CS VISION‐Ⅱ」について、売上高・営業利益ともに目標が未達になる見通しを示した。

 その要因として、滝沢社長は「足元の厳しい原料動向に加え、計画通りの拡販ができなかった」ことを挙げた。その一方で、前中計の業績に比べると「営業利益水準については、大幅なレベルアップができた」と手応えを口にした。

 現中計の最終年度の売上高目標は272億円、営業利益目標は22億円。これに対し、通期の売上高見通しは前年比4%増の259億円、営業利益は10%減の20億円を見込む。

 一方、1―6月期は売上高が前年同期比7%増の126億円、営業利益は同3%減の10億円。営業利益は金額では前年同期に比べ3400万円の減益となった。

 増益要因として

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東海カーボン 次期中計で北米拠点のマネジメント強化など図る

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2018年8月22日

 東海カーボンがこのほど発表した2018年1―6月期連結業績は、各利益項目が前年同期に比べ6倍以上の高い伸びとなった。決算説明会では、この好業績を背景に、長坂一社長が「社内でのコンセンサスはまだ得られていない」としつつも、2019年度を初年度とする次期中期経営計画の方向性を示した。

 1―6月期の売上高は前年同期比86%増の917億円。昨年買収した黒鉛電極の北米新拠点による販売数量増と、黒鉛電極とカーボンブラックの売価改善が主な増収要因。利益面では、営業利益は同590%増の292億円、経常利益は同508%増の300億円、純利益は同655%増の442億円。営業利益の増益要因では、

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