日鉄ケミカル&マテリアルの4-9月期 全事業が好調で増収増益

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2021年11月4日

 日鉄ケミカル&マテリアルは2日、2022年3月期第2四半期連結業績(IFRS)を発表した。売上高は前年比55%増の1225億円、事業利益は135億円(同171億円増)となった。新型コロナウイルスの影響継続に加えて、原材料価格の高騰や、中国における環境規制強化、さらには世界的な半導体不足による影響などがあるものの、昨年度下期以降好転した事業環境が継続し、売上収益・事業利益とも大幅に改善している。

 セグメント別に見ると、コールケミカル事業は、主力の黒鉛電極向けニードルコークスの需要並びに販売価格が回復した。 化学品事業は、ベンゼンの市況が堅調に推移するとともに、ビスフェノールAの市況も引き続き高位圏で推移した。

 機能材料事業やエポキシ事業は、テレワークの普及やDXの進展などに伴う、ノートPCやタブレット端末、データセンターなどの旺盛な需要を背景に、半導体関連材料やディスプレイ向け材料の販売が伸長した。複合材料事業も、炭素繊維による土木・建築分野向け補強材料が販売数量を大きく伸ばすとともに、宇宙・スポーツ分野向け炭素繊維の販売も好調に推移した。

 なお、通期業績予想については、売上収益は37%増の2450億円、事業利益は2.8倍の210億円を見込んでいる。

宇部興産の4-9月期 化学の販売増が寄与し増収増益

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2021年11月4日

 宇部興産は2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高3067億円(今年度より収益認識に関する会計基準を適用)、営業利益5.6倍の191億円、経常利益11.8倍の179億円、純利益135.1倍の95億円となった。

 電話会議による決算会見において、藤井正幸取締役常務執行役員は、「セグメントごとに差はあるものの、第2四半期も業績は堅調に推移した。

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東ソーの4-9月期 クロアリの海外市況上昇で増収増益

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2021年11月4日

 東ソーは2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比31%増の4285億円、営業利益3.7倍の653億円、経常利益3.8倍の690億円、純利益3.9倍の460億円となった。

 オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「塩ビやウレタン原料の海外市況が高騰したことなどにより、大幅な増収増益となった。第2四半期

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三菱ケミカルホールディングスの4-9月期 石化市況の上昇で増収増益

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2021年11月4日

 三菱ケミカルホールディングスは2日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比25%増の1兆8851億円、コア営業利益2.9倍の1561億円、営業利益1531億円(同1813億円増)、純利益852億円(同1349億円増)となった。

 オンラインによる決算会見の中で伊達英文取締役執行役常務最高財務責任者は、「コロナ禍からの回復により、機能商品、ケミカルズ、産業ガスの販売数量が回復し大幅な増収となった。利益面では、

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日本ゼオンの4-9月期 上期の売上・営利益は過去最高

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2021年11月1日

 日本ゼオンは29日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比30%増の1791億円、営業利益2.5倍の250億円、経常利益2.4倍の266億円、純利益2.2倍の184億円となった。

 同日開催された電話会議による決算会見において、松浦一慶取締役執行役員は、「エラストマー素材、高機能材料とも需要が堅調に推移した。上期ベースで売上高と営業利益は過去最高となっている。

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トクヤマの4-9月期 原燃料価格などコスト増で減益

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2021年10月29日

 トクヤマは28日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比7%減の1327億円、営業利益10%減の117億円、経常利益4%減の120億円、純利益7%減の93億円となった。

 オンラインによる決算会見において横田浩社長は「半導体関連やヘルスケア関連の堅調な

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積水化学工業の4-9月期 高機能プラがけん引し増収増益

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2021年10月29日

 積水化学工業は28日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比12%増の5479億円、営業利益59%増の355億円、経常利益98%増の410億円、純損失39億円(同169億円減)となった。

 オンライン決算会見において上脇太取締役専務執行役員は「コロナ影響の長期化、原材料価格の高騰などの影響があったが、販売数量の拡大、

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住友化学の4-9月期 石化など全セグメントが収益伸長

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2021年10月28日

 住友化学は27日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比27%増の1兆3252億円、コア営業利益は同2.8倍の1489億円、営業利益は同2.9倍の1443億円、純利益は889億円(同911億円増)となった。

 セグメント別に見ると、

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信越化の4-9月期 すべてのセグメントで好循環の兆し

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2021年10月28日

 信越化学工業は27日、2022年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比33%増の9413億円、営業利益は同62%増の2984億円、経常利益は同58%増の3035億円、純利益は同57%増の2209億円となった。

 同日開催された電話会議による決算会見において、斉藤恭彦社長は「北米シンテックの塩ビ事業が好調で大幅な増益となり、全体の収益をけん引した。また各事業セグメントも好循環の兆しが見える」と総括した。

 セグメント別では、

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