旭化成ホームプロ AIスピーカーに冷凍保存スキル提供

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2018年9月27日

 旭化成ホームプロダクツは、「Amazon Echo(アマゾンエコー)」をはじめとした、スマートスピーカー用AIアシスタント「Amazon Alexa(アレクサ)」に対応する冷凍保存用スキル(=プログラム)の提供を、9月25日から開始した。

 今回発表したスキル「サランラップ・ジップロックの冷凍保存テクニック」は、このスキルを追加したスマートスピーカーに「アレクサ、キャベツの冷凍保存は?」などといった内容を話しかけることで、「サランラップ」や「ジップロック」を使ったおすすめの冷凍保存方法を応えてくれるもの。全82種類の食材の冷凍保存方法を解説できる。

 昨今問題になっている食材ロスに対して身近なところから対策を取るために、同社が蓄積してきた食品保存のノウハウを多くのユーザーに伝えたいとの思いがスキル開発につながった。

 先のキャベツの例では、「キャベツは使いやすい大きさに切ってから、ジップロック・フリーザーバッグに入れて生のまま保存する方法と、熱湯で10秒ほどゆでてからサランラップで包み、ジップロック・フリーザーバッグに入れて保存する方法があります。ただし、ゆでてから冷凍すると、水っぽくなるため炒め物には向きません」との回答が返ってくる。

 同スキルは野菜、肉、魚介類をはじめ様々な食材を「冷凍保存をしたい!」、興味はあるけど「やりかたがわからなくて、食材をついつい無駄にしてしまう」といったユーザーの利用を想定。同社は、冷凍保存を上手く活用することで、より便利で快適な食生活を過ごしてほしいとの期待を寄せている。