DIC 東大と量子コンピューターの共同論文を発表

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2022年7月15日

 DICは14日、東京大学と「量子コンピューターでのCO2の振動エネルギー準位の計算」に関する共同論文を発表し、「AVS Quantum Science」に掲載されたと発表した。

 量子コンピューターの応用に

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DICなど 廃プラの追跡システム構築、実証実験を開始

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2022年7月11日

 DICは8日、プラスチックの資源循環を促進するため、SAP と連携しブロックチェーン(分散型台帳)技術を使用した廃プラのトレーサビリティ(生産流通履歴の追跡)システム構築の実証実験を開始したと発表した。

廃プラのトレーサビリティシステム

 昨今、サステナビリティの観点で世界的にプラ素材のリサイクル需要が高まっている。DICはポリスチレン(PS)の製造販売を手掛けており、食品パッケージ市場における循環型社会の実現を目指している。2020年11月には、ケミカルリサイクルにより原料のスチレンモノマーに還元する、

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DICグラフィックス インキ・接着剤などを値上げ

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2022年7月8日

 DICの子会社であるDICグラフィックスは7日、主にパッケージ印刷向けに使用されるグラビア・フレキソインキや接着剤製品、食品用金属容器などに使用される塗料やインキ製品について、今月20日出荷分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、グラビア、フレキソインキ全般が「70~120円/kg」、接着剤が「50~80円/kg」、硬化剤が「70~180円/kg」、クリヤーが「80~100円/kg」、ホワイトコーチングが「100~120円/kg」、金属インキが「70~100円/kg」となっている。

 同社は今年1月に当該製品の価格改定を実施したが、その後も原油・国産ナフサ価格の更なる高騰、石化原料の需給バランスひっ迫などに伴い、インキ製品の原材料価格が上昇し続けている。加えて、昨今の世界情勢を背景としたエネルギー価格の高騰もあり、ユーティリティ費、物流費、容器費、設備保全などのコストも上昇が続いている。

 同社は自助努力を続けてきたが、これらの費用を吸収するのは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と品質の維持・向上を図るため、追加の値上げが避けられないと判断した。

DIC 活性エステル技術がJIEPの技術賞を受賞

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2022年7月7日

 DICはこのほど、5G通信の普及を支える活性エステル型エポキシ樹脂硬化剤の開発が、エレクトロニクス実装学会(JIEP)が顕彰する「技術賞」を受賞した。

JIEPの「技術賞」を受賞

 同賞は、

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DIC スピルリナ素材でサンゴの白化現象を抑制

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2022年7月6日

スタートアップと協業、人工生態系で研究を開始

 DICは、東大発のスタートアップであるイノカと、微細藻類スピルリナ由来の天然青色色素「フィコシアニン」が海洋生態系に与える影響について共同研究を開始すると発表した。なお、両社は、ベンチャー技術を異分野企業とつなぐ、「サイエンスブリッジコミュニケーター」として活動するリバネスよってマッチングされている。

スピルリナ由来「フィコシアニン」

 共同研究では

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DIC 中国コーティング用樹脂メーカーを買収

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2022年7月6日

 DICはこのほど、100%子会社であるDIC(China)が、中国のコーティング用樹脂メーカーTODNM社(広東省)を買収したと発表した。DICはインドの子会社でもコーティング用樹脂の新工場建設を進めるなど同事業の拡大に注力しており、今回のTODNM社の買収と併せ、2030年までにアジア地域全体でシェア5%の獲得を目指していく方針だ。

買収したTODNM社の本社・工場

コーティング用樹脂事業において、中国市場は世界最大の需要地であり、今後も高成長が見込まれている。DICは中国において2拠点(中山、張家港)体制でコーティング用樹脂を生産・販売しているが、

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DIC 米バイオベンチャーに出資、藻類事業を拡大

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2022年7月5日

 DICは4日、食品着色剤、食品添加剤、植物生育剤(バイオスティミュラント)などとして使用される藻類由来製品の事業拡大を目的として、米国のバイオベンチャー企業であるBYAS社(イリノイ州シカゴ市)に出資したと発表した。

 BYAS社は、

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DIC 素材の感性価値を定量化、開発スピードを加速

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2022年6月27日

 DICはこのほど、電気通信大学(坂本真樹研究室)が保有する感性(触感、質感)とAIに関する特許技術・知財を活用し、新素材開発システムの構築に向け、同大発のベンチャー「感性AI」と共同研究を開始すると発表した。

梨地フィルムを用いた食品包装

 素材の触感や質感がもたらす感性価値を数値化して客観的に提示する定量化技術を活用し、緻密かつスピーディな新しい素材開発イノベーションの創出を目指す。

 自動車業界や

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DIC エポキシ樹脂および硬化剤値上げ、採算是正図る

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2022年6月27日

 DICは24日、エポキシ樹脂およびエポキシ樹脂硬化剤製品について、7月7日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、エポキシ樹脂ではビスフェノールA型が「90円/kg以上」、ビスフェノールF型が「130円/kg以上」、ノボラック型固形/溶液が「110~150円/kg以上」、難燃型が「100円/kg以上」。また、難燃剤が「150円/kg以上」、ノボラック系硬化剤が「130円/kg以上」、アミン系硬化剤が「40円/kg以上」、その他対象製品が「50円/kg以上」となっている。

 今年1月に当該製品の値上げを実施した後も、原料ごとの需給バランスをベースにした市況が高騰し、原材料価格が上昇し続けている。加えて、ユーティリティーコストの著しい上昇や急激な為替変動も新たなコスト負担になっている。同社は、これらのコスト上昇を自助努力だけで吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の製品の安定供給と事業継続を図るために、価格改定が避けられないと判断した。

DIC 新規無溶剤型接着剤が包装技術協会の木下賞に

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2022年6月22日

 DICはこのほど、日本包装技術協会が主催する「第46回木下賞」において、分別塗工方式による新規無溶剤型ラミネート用接着剤「デュアラム」が「包装技術賞」を受賞したと発表した。

「デュアラム」を使用した軟包装パッケージ

 ラミネート用接着剤は、食品や日用品などの軟包装パッケージを成形する際に、異なる特長をもつフィルムを貼り合わせるラミネート加工時に用いられる。日本では従来のラミネート用接着剤は

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