【CN技術の社会実装】積水化学工業

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2022年11月22日

ESG経営推進部長 西山宏喜氏/ESG経営推進部担当部長 三浦仁美氏

環境中期計画は前倒しで進捗、次世代の環境技術を社会実装へ

 積水化学工業は2020年に「ビジョン2030」を策定し、環境や社会の課題解決に貢献することで収益を上げ、サステナブルな会社になることを掲げた。また、カーボンニュートラル(CN)に貢献する新技術として、次世代エネルギーでは「ペロブスカイト太陽電池(PSC)」、資源循環では「BR(バイオリファイナリー)技術」が注目を集める。いずれも2025年度の事業化に向けた取り組みが順調に進捗しており、同社が目指す2030年の業容倍増に寄与することが期待されている。ESG経営推進部の西山宏喜部長と三浦仁美担当部長に、環境中期計画(2020~2022年度)の進捗や、今後の展望などについて話を聞いた。

  ━ウクライナ危機によりエネルギー不足が深刻化しています。

 西山 こうした問題が発生したことで、欧州を中心に

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