三菱ケミカル ヘルスケア分野のイニシアティブに参画

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2022年2月10日

 三菱ケミカルは9日、ヘルスケア分野の問題解決を目指すオープンイノベーションイニシアティブ「Innovation Infusion Japan(i2.JP)」の活動理念に賛同し、パートナー企業として参画したと発表した。

 アストラゼネカが立ち上げた「i2.JP」は、国内外の製薬・医療機器関連企業、医療系IT/サービス企業をはじめとした民間企業やベンチャー、アカデミア、地方公共団体などを結び付け、ヘルスケア分野の問題解決に集合知で実用的な最適解を一緒に生み出すことを目指す。

 4つの課題として、①「患者中心」の実現、②医療従事者への付加価値提供、③患者と医療従事者に貢献する新技術の発掘と育成、④医療システムの最適化を掲げる。注力分野として4D+Eを設定。技術領域の4D(診断技術、デバイス、デジタル、創薬)およびE(エクスペリエンスデザイン)に取り組み、患者や医療従事者の訴求に対応したソリューション、サービスを最短距離で届けていく。

 三菱ケミカルは「i2.JP」に参画する初の総合化学メーカーとして、ヘルスケア分野の課題解決に素材や技術を通じて貢献していく。