新日本理化 関連会社がRSPO認証、環境負荷低減へ

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2021年7月13日

 新日本理化はこのほど、グループ会社のイワタニ理化がRSPOサプライチェーン認証(Mass Balance)を取得したと発表した。イワタニ理化は、新日本理化と同社100%子会社アルベス、および岩谷産業の合弁会社。

イワタニ理化が取得したRSPO認証マーク
イワタニ理化が取得したRSPO認証マーク

 新日本理化グループは、パーム油・パーム核油を原材料とした、脂肪酸・高級アルコール・界面活性剤などの製品を製造・販売。これら製品の環境負荷を低減し、持続可能な原料の調達を行う目的で、2015年から「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」の正会員となり、RSPO認証油の調達と使用を進めてきた。

 今後も、サステナブルな原料調達とRSPO認証品の供給体制強化に取り組み、地球環境と調和する事業活動を推進していく考えだ。なおRSPOは、世界自然保護基金(WWF)をはじめとする関係団体が中心となり、2004年に設立された非営利組織。持続可能なパーム油の生産と利用の促進を目的に、パーム油産業に関わる七つのセクター(パーム油生産業、搾油・貿易業、消費者製品製造業、小売業、銀行・投資会社、環境NGO、社会・開発系NGO)で構成されている。