旭化成 SBラテックスを値上げ、各種コストが上昇

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2022年9月16日

 旭化成は15日、SBラテックスの紙塗工用途の全品種について、10月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「60円/kg以上」。

 用役費、副原料費、物流費などのユーティリティコストが高騰している。同社は、これまでコストダウンに取り組んできたものの、自助努力の対応のみではコスト上昇分を吸収することが困難なことから、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。