日本触媒 化粧品向け天然素材で仏社と事業提携を推進

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2018年10月22日

 日本触媒は19日、GREENTECH Franceと、化粧品向け天然素材に関する包括的な事業提携を進めるための覚書(MOU)を締結したと発表した。

 MOU締結により、日本触媒と化粧品向け天然素材大手メーカーのGREENTECHは製品販売、共同研究ならびに日本での天然物素材製造で包括的な事業提携を進めていく計画だ。

 GREENTECHグループの保有する天然素材製品のアジア圏での独占販売権を日本触媒が取得することに合意し、これにより日本触媒はアジア圏でマーケティング活動を開始する予定。

 また、日本触媒が保有する天然素材の溶解性改善と安定性向上技術により、GREENTECHの保有する天然素材の高付加価値化を目指した研究に加え、アジア原産植物からの有効成分の探索も進めていく。

 さらに、顧客のニーズに素早く対応できる体制を整えるため、日本で製造合弁会社を設立する検討を開始し、今度中の投資判断を予定している。

 日本触媒は2017年度にスタートした後半中期経営計画「新生日本触媒2020NEXT」では、新規事業ターゲットとしているライフサイエンス分野の中で化粧品事業の創出に取り組んでおり、ニーズに対応した素材提供による早期の市場参入を目指し、検討を進めていく考えだ。

 

ニードルコークス 需給が逼迫し市況高騰が継続

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2018年10月22日

 黒鉛電極の原料として使用されるニードルコークスは、昨年以降、電炉鋼向けの需要増加に加え、リチウムイオン二次電池(LIB)負極材向けにも需要が強い。生産が限られていることから需給バランスが逼迫しており、市況の高騰が今後も続く見通しだ。

 中国では昨年、地条鋼と呼ばれる粗悪鉄が撲滅されたことや、環境規制により石炭を使用する高炉の稼働が低下したことで、電炉鋼への需要が急激に高まった。そのため、

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プラ工連 「プラ資源循環戦略の基本的な考え方」を公表

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2018年10月19日

 日本プラスチック工業連盟は17日付で、プラ工連版「プラスチック資源循環戦略」の「基本的な考え方」を公表した。

 プラ工連では、2017年度からの4カ年計画に掲げた「容器包装リサイクル法など3R関連課題への対応」「適切なリサイクルのあり方に関する提言」「海洋ごみへの取り組み・宣言運動の推進」などに基づき、資源循環戦略の策定を進めている。計画では今年から2年をめどに方針を固めていく予定だった。

 一方、環境省は6月に日本版「プラスチック資源循環戦略」に向けた小委員会の設置を決定し今度中の結論を目指すなど、国の方針が早まった。環境省は19日、第3回目の小委員会を開き、午後に同戦略の素案を発表する。

 この背景には、

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経産省 エチレン用輸入ナフサが5カ月ぶりにマイナス

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2018年10月19日

 経済産業省が17日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、9月の輸入単価は662.0ドル/t、円換算では5万103円/kl(為替:111.1円/ドル)だった。

 ドルベースでは

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汎用4樹脂の9月の国内出荷 全品目がマイナスに

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2018年10月19日

 業界筋によると、9月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)の4品目すべてが前年同月比でマイナスとなった。

 定修などに伴う生産量の減少影響から出荷の面でも制約があり、LDPEとHDPEは

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石化協 9月のエチレン生産は11%減の47万6200t

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2018年10月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、9月のエチレン生産は、前年同月比11%減の47万6200tだった。稼働プラントの平均稼働率は95%で、

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