クラレ 第10回化粧品開発展でイソプレングリコールを紹介

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2019年12月19日

 クラレは1月20~22日に、千葉市の幕張メッセで開催される「第10回化粧品開発展(COSME Tech 2020)」に出展し、水溶性保湿基剤イソプレングリコール(表示名称:イソペンチルジオール)を紹介する。

 イソプレングリコールは保湿性・抗菌性に優れ、スキンケア・ヘアケア製品などに使われる。臭いが非常に少なく、さまざまな原料の溶解性にも優れる。

 また、肌への馴染みやすさや毛髪のキューティクルを補修する作用から、なめらかな使用感も生み出す。医薬部外品原料規格に適合し、安全性の高い製品としても評価されている。

 採用実績としては、スキンケア・ボディケアで化粧水・乳液・クリーム・美容液・フェイスマスク・ボディソープなど、ヘアケアではシャンプー・コンディショナー・トリートメント・ヘアワックスなど、メークアップで口紅・ファンデーション・アイシャドーなどがあり、入浴剤やウェットシートなどでも使われている。

 なお今回の展示会では、1月22日午後2時45分~午後3時15分に行われる無料セミナーで、イソプレングリコールの詳細について紹介する。

ダウ 革新的パッケージを表彰、DNPが最優秀賞を獲得

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2019年10月9日

 ダウはこのほど、同社が主催する「2019年度パッケージングイノベーションアワード」について、最優秀賞であるダイヤモンド賞に大日本印刷包装事業部の「DNP機能性フィルム複合型PETボトル」が受賞したと発表した。

 なお、同賞はこれまでデュポンパッケージアワードとして知られ、現在はダウが引き継ぎ今年で31年目を迎えている。

 今回、受賞したPETプラスチックボトルは、環境に配慮したブランドフレンドリーなガラス製ボトル代替品で、PETボトルと、酸素バリアとしても機能する剥離可能な外装フィルムとの組み合わせにより、明瞭なガラスのような外装を実現。

 現在、多くの飲料ボトルは、バリア性と高級感を実現するためにガラスが使用されているが、ガラスは重く、また破損の危険性が高い。さらに、回収と仕分けの過程で砕けてしまうことも多く、砕けたガラスの破片が他の製品と混ざることにより、リサイクルが不可能となってしまう。

 このPETプラスチックボトルは、消費者がガラス製のボトルに期待する感触や高級感などといったすべての品質を保持していることに加え、サイクルが可能で軽量、かつ実質的に割れない製品となっていることが評価された。

 同賞は、包装デザイン、材料、技術および生産プロセスに関する包装業界の革新的でもっとも優れた業績を表彰。審査員は毎年、デザイン、エンジニアリング、小売、コンバ―ティング、学界など、世界中から集められた幅広い分野の専門家で構成され、30カ国以上の企業から寄せられた約250近くもの応募を評価する。

 DNPが受賞したダイヤモンド賞に加え、8件のダイヤモンド賞最終候補、10件の金賞受賞者、12件の銀賞受賞者、2件の特別賞といった、名誉ある賞を選出している。

SEMI 世界の半導体製造装置、第2四半期の出荷額は20%減

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2019年9月13日

 マイクロ・ナノエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際工業会であるSEMIはこのほど、2019年度第2四半期(4-6月期)の世界半導体製造装置出荷額が、133億ドルだった、と発表した。

 これは、第1四半期から3%減、前年同期比では20%減となる。地域別では、中国が前年同期比11%減の34億ドル、台湾が同47%増の32億ドル、韓国が同47%減の26億ドル、北米が同15%増の17億ドル、日本が同39%減の14億ドル、欧州が同52%減の6億ドルだった。

 第1四半期との比較では、中国(前期比43%増)と北米(同2%増)がプラスとなり、台湾(同16%減)、韓国(同11%減)、日本(同11%減)、欧州(同32%減)とマイナスだった。

カネカ、生分解性プラがEUの全食品接触用途で使用可能に

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2019年9月4日

 カネカは3日、「カネカ生分解性ポリマーPHBH」が、欧州委員会「欧州食品接触材料及び製品に関する規則」のポジティブリストに1月掲載された後、欧州委員会の審査、欧州議会、EU理事会の立法手続きを経て、8月28日より施行となったと発表した。

 これにより、今後欧州連合全域で、フルーツ・ベジタブル袋などのドライフード用途に加え、ストローやコップ、カトラリー(ナイフ、スプーン、フォーク)など全食品接触用途で使用可能となった。

 日本では、今年5月にポリオレフィン等衛生協議会の食品用器具・容器包装のポジティブリストに掲載され、また米国では、昨年3月に米国食品医薬品局(FDA)の食品接触物質に登録されている。今後、日本、米国、欧州での事業展開をさらに加速させる。

 「PHBH」は、同社が開発した100%植物由来のバイオポリマーで、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。特に近年では、マイクロプラスチックによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されているが、「PHBH」は海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染低減に大いに貢献すると期待されている。