大日本住友薬 再生・細胞医薬品の豪州社の買収提案を取り下げ

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2019年10月21日

 大日本住友製薬はこのほど、再生・細胞医薬品企業であるオーストラリアCynata Therapeutics社の買収提案を取り下げたと発表した。大日本住友製薬は今年7月、買収提案を行っていることを開示していた。その後、買収について検討していたが、買収に関する条件について合意に至らなかった。

ダイセル 人事(11月1日)

2019年10月21日

[ダイセル・人事](11月1日)▽解兼特機・MSDカンパニー技術企画部特別技術職、参与同カンパニー播磨工場長補佐片山一夫▽解兼同カンパニー技術企画部長、リサーチセンター長補佐小杉教之▽解兼同カンパニー、同堀信介▽同カンパニーMSD技術開発センター主席部員山﨑征幸▽同カンパニー同センタープロセス開発室特別技術職石田修一▽同カンパニー播磨工場長補佐岩井保範(12月1日)▽セルロースカンパニー事業企画室主幹部員柳瀬文人▽ダイセル(中国)投資有限公司総経理内田良二。

三菱ケミカル 「ホワイト物流」で自主行動宣言を提出

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2019年10月21日

 三菱ケミカルはこのほど、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、先月20日に自主行動宣言を提出したと発表した。

 「ホワイト物流」推進運動とは、深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化と、女性や60代以上の運転者なども働きやすい、労働環境の実現に取り組む運動で、今年4月、国交省・経産省・農水省が上場企業と各都道府県の主要企業約6300社の代表者に対し参加の呼び掛けを行った。

 化学業界の物流業務は、危険物である化学製品を取り扱う専門的な技能や知識が求められるため、運転者の人材不足が深刻な問題となっている。同社はこれまでも、より安定したサプライチェーンの維持に向け、物流事業者と一体になった物流効率化・安定化に取り組んできたことから今回、同運動に賛同した。

 自主行動宣言は「予約受付システムの導入」「パレット等の活用」「混雑時を避けた配送」「船舶や鉄道へのモーダルシフト」「荷役作業時の安全対策」の5項目に提出。荷待ち時間を改善するため、ローリーとトラック予約システムの導入を図り、トラック運転者の手荷役による積み卸し作業削減のために、パレット化を推進する。

 ゴールデンウィーク、年末年始などの長期休日に対しては、事前の輸送計画策定により出荷集中の緩和を図る。また、長距離トラック輸送の鉄道・船舶へのモーダルシフトを推進し、物流安定化とエネルギー原単位の向上に努めるとともに、労働災害・事故を防止するため、安全な作業手順の明示や安全通路の確保などの対策を講じ、必要に応じて保安荷役協定書の締結を推進していく。

 同社は今後も、安全・安定・安心なサプライチェーンの持続性を高めるため、「ホワイト物流」推進運動を通じて、物流事業者と連携し、持続可能な物流環境を確保していく考えだ。

田辺三菱製薬 台風19号被災者・被災地支援で義援金

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2019年10月21日

 田辺三菱製薬はこのほど、令和元年台風第19号による被災者の救援と被災地の復興のため、義援金1000万円を、日本赤十字社を通じて寄付する、と発表した。同社は、「被災された皆様に対し、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地が1日も早く復興されることを心より祈念申し上げます」とコメントしている。

JXTGホールディングス 「第50回JXTG童話賞」の受賞作品を決定

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2019年10月18日

 JXTGホールディングスはこのほど、「第50回JXTG童話賞」の受賞作品を決定したと発表した。

 同社は、1970年に童話賞を創設して以来、約半世紀にわたって「心のふれあい」をテーマに、オリジナル童話作品を募集し、優秀作品を表彰するとともに、佳作以上の入賞作品すべてを1冊にまとめ、童話集「童話の花束」として、全国の教育機関や社会福祉施設、海外の日本語学校などに寄贈してきた。

 また、「童話の花束」をチャリティー販売し、その売上金で児童福祉施設などの子どもたちの進学を支援する活動も行っている。

 今年度も、応募された1万425編(一般の部:7913編、中学生の部:1355編、小学生以下の部:1157編)の中から、選考委員会による審査により、全33編の受賞作品を決定。表彰式は、各部門の最優秀賞と優秀賞受賞者を招待し、11月15日にパレスホテル東京で開催する予定だ。

 なお、「JXTG童話賞」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の東京2020公認プログラム(文化)に認証され、メセナ協議会による「This is MECENAT 2019」に認定されている。

三井化学 ディスクロージャー優良企業に4年連続で選定

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2019年10月18日

 三井化学は、日本証券アナリスト協会による、2019年度(第25回)「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」の化学・繊維部門で、第1位の優良企業に選定された。2016年度以来の、4年連続、4回目の受賞。

 同選定は企業情報開示の向上を目的に、1995年度から毎年開催されている表彰制度。同協会が設置するディスクロージャー研究会が①経営陣のIR姿勢、IR部門の機能、IRの基本スタンス②説明会、インタビュー、説明資料などでの開示③フェア・ディスクロージャー④コーポレート・ガバナンスに関連する情報の開示⑤各業種の状況に即した自主的な情報開示の5つの項目に沿って企業のディスクロージャーの質・量・タイミングなどを評価する。

 三井化学グループは、株主や投資家など、同社グループを取り巻く様々なステークホルダーとの信頼関係を維持・発展させるため、公正で透明性の高い情報を適時適切に開示するとともに、経営トップをはじめグループ全体での積極的なコミュニケーション活動に注力していく考えだ。

デンカ 大牟田工場でアセチレンブラックの生産継続を決定

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2019年10月18日

 デンカはこのほど、2017年に発表した大牟田工場(福岡県大牟田市)でのカーバイド系製品生産停止計画の一部を変更し、アセチレンブラックの一部グレードの生産を継続することを決定したと発表した。

 当初の計画では、大牟田工場の生産を今年12月末までに停止し、リチウムイオン電池(LIB)用は千葉工場へ、高圧送電ケーブル用はシンガポール・DSPLへ生産を集約する予定だった。継続決定の理由として、主要用途のLIB需要が大きく伸長し、同用途向けへの安定供給と今後の生産体制を引き続き強化するためとしている。

 同社は経営計画「Denka Value‐Up」の下、各種電動車・蓄電事業向けの需要増に対し、高純度・高電気伝導性のアセチレンブラックの生産体制を今後も引き続き強化し、重点分野の一つである「環境・エネルギー分野」のさらなる成長を目指していく。

東海カーボン M&Aの成否は「これからが勝負」と長坂社長

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2019年10月18日

 東海カーボンは16日、都内で記者懇談会を開催し、室伏信幸副社長が精錬ライニング事業について、榎谷謙士電極事業部長が電炉製鋼用電極の現状と展望を紹介した。

挨拶をする長坂社長01 最初に挨拶を行った長坂一社長=写真=は「この2年ほどでいろいろなM&Aをやった。世間では成功例として取り上げられているが、決して甘いものではないと思っているし、むしろこれからが東海カーボンの勝負時期だろうと考えている」と述べた。

 その1つ、炭素黒鉛製品メーカーの「TOKAI COBEX(TCX)」の精錬ライニング事業に関して、室伏副社長は同社買収による安定事業基盤とアップサイドシナジーに焦点を当てて説明を行った。

 TCXは現在、3つの事業を展開しており、アルミ精錬用カソードと高炉用ブロックは業界トップシェア、炭素電極は業界2位と、ニッチターゲット市場でトップクラスの存在感がある。このうち、カソード事業の安定性について、室伏副社長は過去の

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旭化成ホームプロダクツ 女優の板谷由夏さん起用し販促を展開

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2019年10月18日

 旭化成ホームプロダクツは、今年の秋・冬の〝手荒れ〟シーズンに向けて、「フロッシュ食器用洗剤」を応募対象としたプレゼントキャンペーン【#5日間手肌チャレンジ】を実施する。

 同キャンペーンは、秋・冬に食器洗いで手が荒れるというユーザーに「フロッシュ食器用洗剤」を試してもらうことで、〝手肌へのやさしさ〟を自身の手で実感してもらうのが狙い。

 キャンペーンのアンバサダーとして、インスタグラムのフォロワー約53万人、30~50代女性のカリスマ的存在の女優・板谷由夏さんが、店頭販促物やネット広告に登場し〝手肌へのやさしさ〟を訴求していく。

 キャンペーン期間は、来年1月31日まで。対象商品の購入者限定で行い、抽選で合計200人に手肌を美しく保つ賞品、A賞「SABONハンドケアセット」と、B賞「リラクゼーションスペース ラフィネ 全国共通ギフトカード(4400円分)」が当たる。

 対象商品は、「フロッシュ食器用洗剤」と「フロッシュベビーほ乳びん・食器洗い」。応募方法には、「インスタグラム」と「キャンペーン特設サイト」の2通りがあり、それぞれ対象商品を5日間使用して実感した感想を投稿する。インスタグラムの場合は画像も添付。詳しい応募方法については、https://www.froschcp.com/まで。

 「フロッシュ」は環境先進国ドイツで1986年に誕生し、世界40カ国以上で愛されている、サステナブル・ハウスケアブランド。環境と手肌へのやさしさが特長で、環境負荷を抑えるため、容器には100%再生PETを使用している。

 洗浄成分は植物由来の原料を使うことで、使用後の洗浄成分は、自然界に存在する微生物によって水とCO2に分解され、ほぼ100%が自然に還る。また、手肌と同じ弱酸性に加え、ノンアルコール処方なので、手肌の荒れを軽減する。

プライムポリマー 人事(10月1日)

2019年10月17日

[プライムポリマー・人事](10月1日)▽(生産・技術部姉崎工場長)遠藤裕昭▽同部同工場工場長兼ポリオレフィン管理課長兼出光興産千葉事業所ポリオレフィン管理課長兼徳山ポリプロ工場長付(プロセス技術担当)南部知生(11月1日)▽企画管理部ESG推進リーダー兼三井化学ESG推進室鳥海道生▽研究開発部産包材研究所所長黒木孝行。