東ソー 芒硝を9月1日から10円/kg以上値上げ

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2019年8月20日

 東ソーは19日、芒硝を9月1日出荷分から10円/kg以上値上げすると発表した。

 同社の芒硝は、臭素製造由来の副生原料精製品から事業を開始し、現在は国内唯一の合成プラントを併せて稼働させることで、国産芒硝メーカーとして顧客への安定供給に努めてきた。

 しかし、ここ数年での諸事情変化に伴う芒硝原料構成の変化、主原料価格の高止まり、および製造設備維持コストなどの上昇により、事業採算は大幅に悪化している。

 同社はこれまで、事業採算性改善に向けあらゆるコストの総点検を実施してきたが、自助努力での改善には限界があり、今後の供給継続のため、今回の価格改定実施を決定した。

アジア石化市況 エチレンは2週連続で800ドル台

2019年8月20日

ベンゼンは軟化、需給バランスのタイト感が緩和

 アジア地域の7月第4週の石化市況では、エチレンは4週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が5ドル高となり、850~875ドルでの取引となった。

 アジア地域で定修が行われる中、域外品の流入も限られており、エチレンの引き合いが強くなった。スプレッドも、

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アジア石化市況 エチレンは誘導品改善で上昇基調

2019年8月6日

 アジア地域の7月第2週の石化市況では、エチレンは2週連続で上昇し、下値が前週比10ドル高、上値が30ドル高となり、790~830ドル/tでの取引となった。6月下旬まで大幅に下落したことで誘導品の採算が改善し、需要家の引き合いが戻りつつある。

ただスプレッドは、

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塩ビ樹脂 8月インド向け輸出は前月比20ドル安

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2019年8月5日

 塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR920ドル/tと前月から20ドル安で決着。中国・その他向けも前月から30ドル安の850ドル/tとなり、両方とも3カ月ぶりの下落となった。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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