◇この人にきく◇三井化学韓国 社長  鳥居知記氏

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2024年6月29日

ICTとモビリティに注力、ソリューション提供型へ転換

 三井化学韓国は、韓国における三井化学グループの販売販社として2016年にソウルに設立された。韓国では自動車産業や半導体産業が盛んとなっており、大手メーカーのシェアが高い。同社は三井化学の強みであるモビリティやICTといった分野の製品を販売するとともに、海外工場向けにスペックイン活動にも力を注ぐ。先月開催されたAPIC・韓国大会に合わせ、鳥居知記社長に販売戦略や韓国市場の動向を聞いた。 

鳥井知記社長

 ━三井化学韓国の概要について。

 当社は、半導体関連や自動車関連を中心に、韓国企業に三井化学グループの製品を販売する会社だ。

 三井化学のセグメントでいえば、モビリティソリューション事業本部とICTソリューション事業本部で扱う商材をメインに手掛けている。

韓国市場における当社の過去の営業活動を振り返ると、

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◇この人にきく◇旭化成 常務執行役員 環境ソリューション事業本部長 松山博圭氏

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2024年6月24日

グリーン化を軸にポートフォリオを転換、外部連携がカギ

  ━事業環境をどう見ていますか。

 世界では脱炭素化の流れが加速するとともに、米中対立によるデカップリングが進んでいる。ただ、経済の地産地消化は輸送エネルギーの削減にもつながるなど脱炭素化に寄与する一面もある。こうした商流の変化を確実につかんでいくことが重要と考える。中でも、環境政策が進む北米では、

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◇この人にきく◇プライムポリマー社長 藤本健介氏

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2023年8月23日

PE・PPに加えリサイクルも高機能化、環境貢献が軸

 2020年に長期ビジョンを策定し、10年後のありたい姿に向け取り組みを加速するプライムポリマー。会社軸では「確固たる事業基盤を持つ差別化ポリオレフィンのリーディングカンパニー」を追求し、社員軸では「働きがいのある魅力的な会社」を目指している。環境意識の高まり、長引いたコロナ禍の影響、不安定な世界経済と、事業環境は大きく様変わりした。戦略の進捗と今やるべき施策を藤本社長に聞いた。

  ━ポリオレフィン内需の動向について。

 内需の

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◇この人にきく◇三井化学インディア社長 川口 潤氏

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2023年6月14日

社会課題解決の視点に転換、インド市場に全方位で対応

 三井化学インディア(MCIND)は、三井化学グループ製品の販売、市場開発および市場調査を目的に2008年にインド・デリーに設立され、今年で15周年を迎えた。

 2012年にヒートシール剤「ケミパール」の現地委託生産を始めて以降、売上が右肩上がりで伸びている。2017年に

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