国内外で景気が低迷、輸出割合も7%と一桁台に
わが国の2022年(暦年)のエチレン輸出は、前年比43.9%減の38万1200t(財務省通関統計)となった。昨年は定修が多い年であることから、輸出量が
2023年3月24日
2022年3月31日
2021年4月12日
定修集中で生産減も、内需低迷で輸出割合が増加
わが国の2020年のエチレン輸出は71万900tとなり、エチレン生産に占める割合は12.0%と2019年度並み(11.9%)の高水準となった。
昨年の国内エチレン生産は592万5100tと、1993年以来27年ぶりに600万tを割り込だ。その要因として、センター各社の定修が集中したことや、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により石化需要が低迷したことが挙げられる。通常であれば、定修が多い年は国内向けを優先するため輸出割合が低下する傾向にある。同様に定修が多かった2018年は
2019年2月7日