宇部興産 カプロラクタムの1月価格は前月比65ドル高

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2020年1月16日

ベンゼン高を反映、旧正月向け在庫確保の動きも

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比65ドル/t高の1330ドル/tで決着した。

 中国・SINOPECも、12月(下旬決め)の契約価格を1292ドル/t(1万1150人民元)と同23ドル/t高(150人民元高)で決着。さらに1月の仮価格も1万1500人民元/t(350人民元高)で打ち出している。価格が上昇した要因として、原料ベンゼン価格が強含んでいることが大きい。1月のベンゼンACPは

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宇部興産 CPLの11月価格は前月比80ドル/t安

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2019年11月14日

中国需要が大幅に悪化、アジア市場に域外品流入

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、11月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比80ドル/t安の1400ドル/tで決着した。

 中国では国慶節休暇(10月1~8日)が明けても需要が戻らず在庫の消化が遅れていることに加え、これまで好調だった欧州市場が自動車向けを中心にナイロン需要が落ち込んでおり、余った玉がアジア地域などに流れ始めている。こうしたことから中国市場の需給バランスが大幅に悪化しており、CPL価格を大きく押し下げる結果となった。

 スプレッドについては、11月のベンゼンACPが前月比85ドル/t安となったことでやや持ち直したものの、事業環境は前月よりも厳しさを増している状況だ。

 こうした中、中国・SINOPECは、10月(下旬決め)の契約価格を

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宇部興産 カプロラクタムの9月価格は前月比80ドル安

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2019年9月26日

冬の需要期入りも、米中貿易摩擦で買い控えに

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、9月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比80ドル安の1450ドル/tで決着した。

 7月に底打ち感が出たことで8月は4カ月ぶりに反転していたが、トランプ大統領が中国に対し第四次追加関税を発表したことを背景に、需要家の購買意欲が一気に後退。そうした中、中国・SINOPECが、8月(下旬決め)の契約価格を

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宇部興産 カプロラクタムの8月価格は前月比10ドル高で決着

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2019年8月26日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、8月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比10ドル高のトン1530ドルで決着した。

 中国経済の減速により6月に価格が急落していたが、各社の減産による在庫調整が一巡。底打ち感から前月はステイとなり、8月は需要回復が期待され4カ月ぶりの上昇となった。ただベンゼンとのスプレッドは、8月の

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宇部興産 CPLの7月の契約価格は前月並みで決着

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2019年7月18日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、7月の韓国・台湾大手向け契約価格を前月並みの1520ドル/tで決着した。

 米中貿易摩擦の深刻化により6月価格は前月比270ドル安と大幅下落となっていたが、CPLメーカー各社の減産により在庫が減少。底打ち感が出てきたことで、価格下落に歯止めがかかっている。

ただベンゼンとのスプレッドは、

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宇部興産 CPLの5月契約価格は前月並で決着

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2019年5月23日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、5月の韓国・台湾大手向け契約価格を、前月並みの1790ドル/tで決着した。

 春の定修期に入ったことから需給が締まり、価格が上昇するとの見方も出ていたが、不需要期に入ったことで5月の価格は頭打ちとなった。

 ベンゼンとのスプレッドは、

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宇部興産 カプロラクタムの3月の価格は前月比130ドル高

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2019年3月14日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、3月の韓国・台湾大手向け契約価格を1765ドル/tで決着。2月の価格(同1635ドル/t)に比べ3月は130ドルの大幅高となり、2カ月連続での上昇となった。

 昨年のCPL価格は11月まで2000ドル/t台を維持するなど好調に推移していたが、中国経済の減速を背景に12月、1月の2カ月間で530ドル暴落した。

 しかし、石油輸出国機構(OPEC)の減産効果などにより原油・ナフサ価格が反転したことや、旧正月明けに川下製品の稼働が上がってきたことから、様子見だった需要家の引き合いが戻っている状況だ。

 スプレッドは、

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宇部興産 CPL1月価格は前月比290ドル安

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2019年1月21日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月の韓国・台湾大手向け契約価格を1620ドル/tで決着。12月の価格(同1910ドル/t)に比べ、1月は290ドル安の大幅な下落となった。

 10月の中国・国慶節明け以降、アジア石化市況は全体的に下落傾向を継続。そうした中、CPLの11月価格は100ドル程度の下落だったが、12月には240ドル安と大幅に下落し、その流れのまま1月も300ドル近い値下がりとなった。

 需要家が、原油・ナフサ価格が弱含んでいることで様子見になっていることに加え、米中貿易摩擦の影響により先行き不透明感から在庫を持たなくなっているようだ。

 スプレッドは、

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宇部興産 カプロラクタムの10月価格は前月比70ドル高に

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2018年10月29日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の10月の韓国・台湾大手向け契約価格を2240ドル/tで決着。9月の価格(2170ドル/t)に比べ、10月は70ドル高と大幅に上昇した。8、9月は

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宇部興産 カプロラクタムの9月価格は前月比15ドル高に

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2018年10月1日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)の9月の韓国・台湾大手向け契約価格を2170ドル/tで決着。8月の価格(同2155ドル)に比べ、9月は15ドル高となった。5月の2060ドルを底値に、4カ月連続で上昇傾向となっている。

 スプレッドは、ベンゼンの9月アジア契約価格(ACP)が同900ドルに上昇したことで

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