三菱ケミカルG ヘルスケア事業の成長戦略

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2023年3月3日

3つのコア領域への集中と事業再構築に注力

 三菱ケミカルグループは、ファーマ事業を主体とするヘルスケア領域の再構築を加速させている。ジョンマーク・ギルソン社長は同領域について、「より限定した適応症にフォーカスする必要がある。非中核事業からは撤退していく」と話す。

ジョンマーク・ギルソン社長=2月24日、経営説明会

 2月24日に開催した経営説明会では、

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三菱ケミカルグループの4-12月期 大幅減益も諸施策の成果に期待

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2023年2月8日

 三菱ケミカルグループが7日に発表した2023年3月期第3四半期(4-12月期)の連結業績(IFRS)は、売上収益は前年同期比17%増の3兆4062億円、コア営業利益19%減の1779億円、純利益86%減の170億円と、増収となるも大幅な減益となった。

ジョンマーク・ギルソン社長=2月7日、オンライン

 同日にオンライン説明会を開催。ジョンマーク・ギルソン社長は

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三菱ケミカルグループの4-9月期 MMAの販売減や市況悪化で減益

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2022年11月9日

 三菱ケミカルグループは8日、2023年3月期第2四半期(4-9月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年同期比20%増の2兆2698億円、コア営業利益22%減の1226億円、営業利益23%減の1184億円、純利益13%減の739億円となった。

 オンライン会見において、ジョンマーク・ギルソン社長は

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三菱ケミカルグループ 新経営方針の進捗説明、構造改革を加速

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2022年10月24日

ギルソン社長「石化事業はJVでスピンアウトに」

 三菱ケミカルグループは、昨年12月に新経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表。経営を変革するため、成長性と収益性の高い機能商品事業へ経営資源を集中するとともに、グループ全体のコスト構造改革と組織体制のスリム化に取り組んでいる。

ジョンマーク・ギルソン社長

  先日開催した事業戦略説明会の中で、ジョンマーク・ギルソン社長は、

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三菱ケミHDグループの3月期 業績回復し大幅な増収増益

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2022年5月16日

 三菱ケミカルホールディングスグループが13日に発表した2022年3月期の連結業績は、売上高は前年比22%増の3兆9769億円、コア営業利益は56%増の2723億円、純利益は1772億円(1847億円の改善)と大幅な増収増益となった。

オンラインで決算概要を説明する、ギルソン社長=5月13日

 同日にオンラインによる決算説明会を開催し、ジョンマーク・ギルソン社長は「すべての財務ターゲットを達成することができた。大きな回復があった。コア営業利益は我々の予算を19ポイント上回るものだった。また将来フォーカスするセグメントである、

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【化学企業 入社式訓示①】三菱ケミカルホールディングスグループ ジョンマーク・ギルソン社長

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2022年4月4日

 現在、化学産業には社会からGHG削減や海洋廃プラ問題といった厳しい課題の解決を迫られている。化学の未来に確信が持てない人がいるかもしれないが、それは違う。難問があるからこそ、

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《化学企業トップ年頭所感》三菱ケミカルホールディングス ジョンマーク・ギルソン社長

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2022年1月6日

 皆さんの旧年中の貢献に深く感謝申し上げる。また、世界中の顧客のため、年末年始も安全・安定生産に取り組んでいただいている仲間たちに、特に御礼申し上げる。

 2022年の年頭に際し、日本の「お正月」の伝統に従って、心新たに私の新年の抱負をお話ししたい。

 2022年は私たちにとって「有言実行」の年だ。2021年12月1日、当社は新しい経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表した。本年、私たちはその実行段階に移行し、ひときわ成功を収めるスペシャリティケミカル企業に向けた、変革の第一歩を踏み出す。

 新しい経営方針を実行するに当たってのキーワードは、①簡素化:スリムな組織構造と全社共通の業務プロセス、②集中:ターゲット市場の絞り込みと力の集中、③成長:存続に不可欠な成長(全てのエネルギーを当社の成長に!)の3つだ。

 当社の将来の成功へ向けた原動力は言うまでもなく従業員であり、皆さん一人ひとりがこの会社の心臓であり魂になる。当社はこの挑戦に一丸となって取り組んでいくが、私には未来への希望と確信がある。皆さんと共に挑むこれからの数年間が楽しみでならない。

 1月初旬には新たな経営陣が発表されるが、効果的なコミュニケーションが鍵になる。皆さんとアイディアや思いを共有することを楽しみにしている。新たな年は、私たちにとっての新たな始まりにほかならない。2022年を、より強く、より成功する「One Company」を築きあげるための1年にしよう。

三菱ケミカルホールディングス 新経営方針、成長領域で価値最大化

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2021年12月3日

石化・炭素を分離、MMA米設備に1500億円

  三菱ケミカルホールディングスは1日、2025年度までを対象とする新経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表した。2月に公表した中期経営計画「APTSIS25 Step1」(2021~2022年度)策定時の想定を踏まえた上で、改めて企業価値最大化のための戦略を見直し、新たな経営方針を打ち出した。

ジョンマーク・ギルソン社長

 同日に開催した説明会の中で、ジョンマーク・ギルソン社長は「この計画は会社を利益の伴う成長軌道に戻すものだ。ポートフォリオと組織を簡素化、明確化していく」と方針を示し、

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三菱ケミカルホールディングス 石化・炭素事業を分離・独立化へ

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2021年12月2日

 三菱ケミカルホールディングスは1日、ジョンマーク・ギルソン社長の下で策定した新経営方針「Forging the future 未来を拓く」を発表した。最重要ポイントの1つとして、石油化学事業および炭素事業を分離・再編し、独立化を進めることで国内基礎化学産業の再編を主導する方針を掲げている。

ジョンマーク・ギルソン社長

 同日に説明会を開催し、ギルソン社長は「石化事業と炭素事業は、カーボンニュートラルの観点からも利益を出すことが難しくなることが想定され、日本では統合や再編が避けられない。業界のリーダーとして再編をけん引し、両事業の継続を図り、その中で業界の将来を考えていく」と語った。

 国内汎用品事業は、市場の成長余地が限定される中、外部環境による変動の波を受けやすいことに加え、CO2排出削減により国内エネルギーコストの上昇が見込まれるため、収益性の確保が難しくなることが想定されている。

 同社は今後のスケジュールとして、2021年度内に石化・炭素事業のカーブアウトの範囲・手法を検討し、2022年度にはパートナーと事業の在り方やストラクチャーを検討。2023年度には石化・炭素事業を切り離し、パートナーと共に一層の業界再編を追求していく考えだ。

三菱ケミカルホールディングス 「KAITEKIフォーラム」でCN宣言

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2021年10月22日

KAITEKIフォーラム

ギルソン社長「道のりは険しいが、成長の機会に」

 三菱ケミカルホールディングスは20日、オンラインによる「The KAITEKI FORUM 2021」を開催。「カーボンニュートラル(CN)実現に向けて―社会全体での挑戦と取り組み―」を主題に、政策説明や招待講演などが行われた。なお同日、同社は2050年までにGHG排出を実質ゼロにするCNの実現を宣言している。

 開会の挨拶でジョンマーク・ギルソン社長は、「CNの実現という山頂への道のりは険しいが、

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