日本プラ板協会 2月の総出荷はPC平板除き前年超え

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2021年4月15日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の2月需給実績を発表した。それによると、PC平板の総出荷は依然前年同月比マイナスだが、減少幅は一桁台にまで改善。PC波板は二桁増でプラスに転じた。一方、硬質PVC平板は12カ月連続でプラスを継続し、硬質PVC波板は二桁増となりプラスを回復した。

 2月の詳細は、▽PC平板=生産1221t(前年同月比1%減)、国内出荷1177t(同5%減)、輸出0t、在庫5962t(前月比1%増)

 ▽PC波板=生産789t(前年同月比33%減)、国内出荷682t(同10%増)、輸出0t、在庫2703t(前月比4%増)

 ▽硬質PVC平板=生産1307t(前年同月比15%増)、国内出荷1215t(同34%増、内訳=工業用721t、一般用463t、建材用0t)、輸出31t(同62%減)、在庫2045t(前月比5%増)

 ▽硬質PVC波板=生産398t(前年同月比8%増)、国内出荷387t(同14%増)、輸出0t、在庫1820t(前月比1%増)。

 なお1~2月の累計出荷は、PC平板は前年同期比9%減、PC波板は同7%減、硬質PVC平板は同24%増、硬質PVC波板は同7%増だった。

【ポリカーボネート特集1】自動車など新用途へ展開、経済減速で市況は悪化

2019年12月13日

 ポリカーボネート(PC)の市況が低迷している。4、5年ほど前までは供給過多の状況が続いていたが、その後はグローバルでの需要が年率3~4%程度伸びていたことやプラントの閉鎖、定修、トラブルなどにより、需給はほぼタイトとなり、昨年夏ごろには、アジアのPC市況は4000ドル/tに迫る勢いで過去最高値を記録した。しかし、足元では2000ドル/tを割るほどに落ち込んでいる。

 その主な要因としては、需給タイトな状況が続いていたことから、中国で複数の新規メーカーが参入し、PCの生産設備を新設したことで供給が過多になっていたところに、世界経済の減速と、米中貿易摩擦などによるPC最大市場の中国で需要が減少したことが挙げられる。さらに、

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