出光興産 シェル美術展「オーディエンス賞」に井口氏

, , , ,

2020年1月20日

出光興産 「オーディエンス賞」受賞作品 『今日の装い』
オーディエンス賞を受賞した「今日の装い」

 出光興産が主催する「シェル美術賞展2019」の来場者が選ぶ「オーディエンス賞」に、井口麻未氏の作品「今日の装い」が選ばれた。

 「シェル美術賞展2019」は次世代を担う若手作家を対象とする、シェル美術賞2019の受賞・入選作品などを展示する美術展。時代の変化に沿って企画・展示を充実させ、常に進化を続けている。

 今期は昨年12月11~23日の期間で開催し、会期中に5487人が来場した。今回で6回目の開催となる「オーディエンス賞」には、3488人の来場者が投票した。受賞者の井口氏には後日、同社から賞状を贈呈する。

 井口氏は「今回出展した作品は、人々の装いをモチーフとして、画面の中に378人の様々な装いを描いた。このような結果を受け、装いは人々の生活に身近なものであり、人を惹きつける魅力のあるモチーフであると感じた」と述べ、今後も装いというモチーフを研究して展開させていく考えを示した。

 同社は今後も次世代育成を社会貢献活動の柱として、次世代を担う若者を支援し、芸術・文化の発展に貢献していく方針だ。

《新春インタビュー》出光興産 代表取締役社長 木藤俊一氏

, ,

2020年1月15日

出光興産社長━統合初年度の昨年を振り返って。

 木藤 新元号の発表の日となる4月1日に合同で入社式を行った。令和の幕開けとともに、新統合会社がスタートしたと感じている。

 統合は予定より2年遅れ、方向性を打ち出してから3年の歳月がかかった。難産だったと言えるが、その分シナジーを前倒しで出す業務提携を行ってきた。各段階でも懇親の場を多く作ってきたことによりすでに盛んな交流が進んでいる。こういった助走期間があったことでスムーズなスタートを切ることができたと言えるだろう。

 統合効果については、2019年度には300億円のシナジーが見えてきており、2021年度には当初計画である600億円のシナジーが達成できる見通しだ。今後は業務システムの一本化などの課題などに取り組み、1つの組織の中で生き生きと働ける環境づくりを目指す。両社の優秀な社員がしっかり働ける会社にすることで、さらなるシナジー創出につながるだろう。

━新会社としてまず何に注力していきますか。

 木藤 当社が社会貢献できる体制となるため、基盤事業の構造改革と競争力強化にしっかり取り組む。石油業界は、JXTGが誕生し出光昭和シェルが協業を進めてきた中で、国内の事業基盤が安定化してきた。こうした中、統合新社の課題は、ライフライン

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

【ポリカーボネート特集4】出光興産

, ,

2020年1月10日

市況に影響されにくい事業へ、高付加価値品の比率向上

 出光興産は連続式溶液法(界面法)の共重合と分岐しやすさという特長を生かしたポリカーボネート(PC)製品の開発を進め、市況に左右されにくい高付加価値品の比率を高めている。

 その1つが高透明グレード。単に透明性を向上させているだけでなく、導光性に特徴を持たせLED光源から光を遠くまで輝かせることができるほか、光の色をデザイン・制御しやすくしている。こうした特性が評価され、自動車向けDRL(昼間点灯)や座席の

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

《化学企業トップ年頭所感》出光興産 木藤俊一社長

, ,

2020年1月9日

 今年は昨年11月に公表した、統合新社として初の中期経営計画がスタートする。大きく3点申し上げたい。第1に、国内外の政治・経済動向は、極めて不透明な状況が続くということを覚悟しなければならない。米中貿易摩擦に端を発する世界的な景気減速は、残念ながら長期化すると見ている。

 年初には米国によるイラン司令官の殺害というニュースが飛び込んできた。我々がなすべきことは、中東情勢の緊迫化にしっかりと対応しつつ、景気回復や市況改善などの外的要因に頼らず、目標達成に向けて、コスト削減など自力でできることはすべて行うということだ。中期経営計画の発射台となる2019年度を含め、あらゆる角度から業務を分析し、目標達成に向けて最善を尽くしていく。

 第2に、中期経営計画の重点方針で掲げた、成長事業の加速や次世代事業の創出、デジタル変革の推進を具体的に進める。すでに、Next事業室やデジタル変革室など、いくつかの新しい組織を立ち上げた。

 これらの部署はコーポレート部門として社外と接点を持ちつつ、社内横断的な活動を展開していくが、次世代事業やデジタル変革への挑戦は、一部の専門部署だけのものではなく、当社グループ全体で取り組み、すべての部署が直接的・間接的に関わっていくものだ。

 私はすべての事業、すべての部室、すべての従業員が主役であり、脇役はないと思っている。当社グループ内のあちらこちらに、自然発生的に新しい挑戦が始まることを大いに期待している。

 第3は、経営層と社員の直接対話の充実だ。昨年12月から本社地区で、中期経営計画を基に社員との意見交換会をスタートさせた。今後は各地で開催していく。

 2020年度内には、本社機能を新しい本社ビルに集約し、システムを含めた業務プロセスの統一と刷新も図る。業務プロセスやシステムだけでなく、オフィス空間のありたい姿についても検討し、今後本社だけでなく、各オフィスにも展開して、働き方改革の一助としていく予定だ。

 統合2年目となる今年は、助走期間も終わり、真の意味での統合を成し遂げていかなければならない。何を変え、何を変えないか、皆で喧々囂々、侃々諤々の議論をし、次の企業体に進化していく。

出光興産 メチルエチルケトンを27日出荷分から値上げ

,

2020年1月8日

 出光興産は7日、メチルエチルケトン(MEK)を今月27日出荷分からキロ25円以上値上げすると発表した。

 MEKの主原料である国産ナフサの基準価格は、主要産油国による協調減産継続、および減産幅拡大などを背景とした原油価格の上昇に伴い、今年第1四半期(1-3月期)は4万7000円/klレベルが想定され、大幅なコスト上昇が見込まれる。また、これらに加え、安定生産のための修繕費の上昇などにより、コスト事情は悪化している。

 こうした中、同社は一層のコスト低減努力を継続しているが、今回、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は、再度価格改定を実施することもあるとしている。

出光興産 環境フォト・コンテストの入選作品を決定

, , , ,

2019年12月16日

 出光興産はこのほど、小中高・高専の児童・生徒を対象に実施する第15回環境フォト・コンテスト「わたしのまちの0と×」の入賞作品を決定した。

 2日から同社公式ウェブサイトで入選作品を公開しているほか、来年1月31日まで入賞作品展を「シェルミュージアム」(東京・台場、入場無料)で実施する。また、環境教育で活用できる「入賞作品集」も今月中旬に発刊する。

 高校・高等専門学校部門金賞には、益山莉子さん(静岡県立三島南高校)の「虫の視点で見えてきた環境問題」、中学校部門金賞には河本恵志さん(岡山県・総社市立総社西中学校)の「どこまで上がる?地球の気温」、小学校部門金賞には一丸紗希さん(神奈川県・私立湘南白百合学園小学校)の「ずっと使える水筒」、学校団体部門最優秀賞には鹿児島大学教育学部附属中学校が選ばれた。

 次世代育成と環境に関わる社会貢献活動の一環として、2005年から毎年開催している同コンテストは、小学校、中学校、高等学校・高等専門学校の3部門で構成。今年の応募件数は、前年比2976件増の1万392件となり、2年連続で過去最高応募数を更新した。環境問題に対する社会全体の意識の高まりや、SDGsを積極的に学習に取り入れる学校の増加が応募数増加につながっていると、同社では考えている。

 また、学校団体応募の学校数も前年比145校増加し、同コンテストへの認知が進んでいることが窺える。同コンテストを学習に取り入れた指導教諭からは「自分たちに何かできることはないか、という子どもたちの思いを高めることができた」「授業で、生徒たちが作品のプレゼンテーションをすることで、他者の考え方を知ったり、自分がどうしたいかを整理したりする機会となった」といった声が寄せられている。

出光興産 「シェル美術賞展2019」を23日まで開催

, ,

2019年12月13日

 出光興産は23日まで、国立新美術館(東京・六本木)で「シェル美術賞展2019」を開催している(17日は休館)。

 次世代を担う若手作家を対象とした「シェル美術賞」は、1956年の創設から63年目(48回目)を迎えた。今年は531人の作家から765点の作品応募があり、受賞作品はグランプリの黒坂祐氏「夜から朝までの間」、各審査員賞5点、学生特別賞2点の計8点に決定した。受賞作品8点に入選作品46点を加えた計54点を展示する。

 13日には受賞8人を含む、受賞・入選作家54人が出席し、表彰式・講評会・オープニングレセプションを実施する。14日には展覧会場で、審査員と受賞作家8人による、アーティストトークも行う。なお、13日は講評会のみ一般観覧が可能となる。

 会期中に来場者の投票により選ばれる「オーディエンス賞」を設け、会期終了後に受賞・入選作品54点の中から選ばれた1作品を表彰する。また、同会場では若手作家支援を目的とした企画展も併せて開催する。

 「シェル美術賞アーティスト・セレクション(SAS)2019」は、過去に受賞・入選した作家の継続的な支援を目的として、前年度の審査員により選出された若手作家4人の企画展。

 「レジデンス支援プログラム2018」展は、海外滞在や他国の作家との交流により、若手作家がステップアップすることを目的に、フランス・パリのレジデンス施設での制作活動を支援する、レジデンス支援プログラムで製作された作品を展示する。対象者は1人。

 「シェル美術賞展2019」の入場料は一般400円、学生、70歳以上の高齢者、障害者手帳などを持参した人と付添者1人まで無料。なお、シェル美術賞公式ウェブサイトで、100円割引券をダウンロードできる。

出光興産 「ふるさとプロジェクト」をうるま市で開催

, , ,

2019年12月10日

 出光興産はこのほど、沖縄県うるま市立彩橋(あやはし)小中学校で和楽器の演奏・体験学習と桜の植樹式を行う、第13回「ふるさとプロジェクト」を開催した。

 「ふるさとプロジェクト」は「次代を担う若者の挑戦・成長・能力発揮」と、いつまでも美しい故郷を想い大事にする心を育むことを支援していく目的で、昨年10月から行っている。

 今回は11月29日に、同社のグループ会社である沖縄出光の沖縄油槽所があるうるま市で開催。うるま市立彩橋小中学校の全校児童約90人が参加し、その模様を平安座(へんざ)自治会や、沖縄県内に勤務する同社関係者など約30人が見学した。

 子どもたちは普段目にしている三線(さんしん)やエイサーの太鼓とは異なる、大きな和太鼓や篠笛の力強く美しい響きに耳を傾け、和太鼓体験にも目を輝かせて積極的に取り組んだ。また、ギターが堪能な佐次田校長が和楽器とのコラボ演奏を披露する場面もあり、記憶に残る会となった。

 同プロジェクトは、子どもたちが目の前で和楽器に接することで、日本の良き伝統文化を心と体で感じるとともに、日本を代表する桜の木の植樹により、苗木を大事に育てることを通じて命の大切さを学び、桜を見るたびに故郷に思いを馳せてもらいたいという願いを込めて開催している。

 同社では今後も同活動を通じ、小学生に日本の伝統文化を体験する機会を提供し、次世代育成と文化振興、地域に貢献していく。

出光興産 第16回アポロエナジーミーティングを開催

, , , , ,

2019年12月9日

石炭動向を中心に説明、341人参加で盛況

 出光興産は5日、都内で「第16回アポロエナジーミーティング」を開催し、149社341人の関係者が参加した。同ミーティングは、電力、鉄鋼、化学といった同社の取引先に、石油・石炭をはじめとした主要エネルギーの需給・価格動向などの説明を行うもの。16回目となる今回は、石炭事業の動向をメインに発表が行われた。

 開会の挨拶に立った石炭事業部の児玉秀文部長は「近年、SDGsへの貢献からCO2削減の動きが強まっている。化石燃料である石炭は第1のターゲットにされており、企業の中には、権益を売却したり、撤退したりする動きも出てきている。しかし

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください . あなたは会員ですか ? 会員について

出光興産 第2SPS建設でマレーシアに現地法人設立

, , ,

2019年11月27日

 出光興産は26日、マレーシア・パシルグダン事業所内の第2SPS(シンジオタクチックポリスチレン)製造装置の建設と商業運転開始後の生産、販売に対応するための組織として「出光アドバンスドマテリアルズ(マレーシア)略称IAM」を14日に設立したと発表した。

 出光興産100%出資の子会社で、資本金は約27億円。第2SPS装置は生産能力が年産9000tで、2022年4月の完工、8月の商業運転を予定している。

 同社のオンリーワン技術であるSPS樹脂は、1985年に世界初の合成に成功し、1997年に世界で最初の工業化を達成したエンジニアリングプラスチック。「ザレック(XAREC)」の商品名で展開している。

 「耐熱性(融点270℃)」「耐熱水性」「絶縁性」「電波透過性」に優れているため、自動車の電動化や、5Gといった高速通信機器のニーズに合致したエンプラとして、需要が年率約10%で伸びている

 。同社は今後需要の拡大が見込まれる、自動車電動化や高速通信機器の需要に応える製品製造・販売体制を確立していくとともに、同事業の強化・拡大を目指す。