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バイオ関連12団体は8日、都内のホテルで合同賀詞交歓会を開催し、政官産学の各界から600人超が参加した。
バイオインダストリー協会の阿部啓子会長(東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授)は冒頭の挨拶で、現在、世界が抱える環境・食糧生産・高齢社会・健康・疾病・難病・エネルギー資源などの地球規模の多くの課題に対し、「社会システムを大きく変革させるバイオ産業に、多大な期待が寄せられている」とし、そのためには「特にバイオサイエンスとデジタルサイエンスの融合」の必要性を指摘した。
中でも「デジタルバイオ領域に興味を抱くアカデミア研究者の参入は急務な課題」とし、世界をリードするバイオ産業の技術を誕生させるためにも、バイオ産業からのアカデミア研究者への支援を呼び掛けた。
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続いて登壇した永山治理事長(中外製薬会長)は、昨年6月に政府が策定した「バイオ戦略2019」に触れ、「今回のバイオ戦略では、