地政学リスクと円安継続、2Qは8万円台後半も
財務省が27日に発表した貿易統計によると、1Q(1-3月期)の国産ナフサ価格は、6万4600円/klとなった。昨年4Q(10ー12月期)比で約4000円高、7四半期連続で上昇し、2014年4Qの6万6000円に次ぐ高値を付けた。ドルベースの輸入単価は、
2022年4月28日
2022年1月31日
2021年10月18日
2020年10月30日
2020年1月31日
2019年10月31日
2019年5月13日
2019年3月25日
C&Fジャパン・スポットナフサ価格は、3月に入り530~40ドル/t台で推移していたが、ここに来て550~60ドル台と一段高になっている。為替が円安に振れていることもあり、試算した国産ナフサは、14日に昨年11月以来となる4万7000円台を記録。その後も4万6000円前後で推移しており、この状況が継続すれば2Q(4-6月期)の国産ナフサ価格は4万5000円超となりそうだ。
国産ナフサ価格は昨年後半以降、乱高下の様相を呈している。昨年4Q(10-12月期)は5期連続上昇し、5万4200円となった。しかし原油急落に連動しナフサも大幅安となったことで、今年1Q(1-3月期)は、
2018年10月31日
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