カネカ 変性シリコーンポリマー値上げ、8月1日から

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2024年7月10日

 カネカは9日、変成シリコーンポリマー「カネカMSポリマー」、「サイリル」について、8月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「40円/kg以上」。

 国産ナフサ価格上昇の影響により、PPG(ポリプロピレングリコール)およびPO(プロピレンオキサイド)など主原料の価格が上昇。加えて、その他原材料や物流費用などの諸費用も上昇しており、事業収益を大きく圧迫している。

 同社は、コスト圧縮などで事業収益の改善に努めてきたものの、企業努力で吸収できる範囲を大きく超えていることから、今後の安定供給のために価格改定せざるを得ないと判断した。

カネカ 欧州で変成シリコーンポリマー生産能力を増強

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2022年8月25日

 カネカはこのほど、カネカベルギーの変成シリコーンポリマーの生産能力増設を決定した。欧州での旺盛な需要に対応するため、生産能力を1万t増強し年産4万3000tとする。投資金額は約50億円で、2024年6月稼働の予定。

  「カネカMSポリマー」は

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カネカ 変成シリコーンポリマーを11月1日出荷分から値上げ

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2018年10月19日

 カネカは18日、変成シリコーンポリマー「カネカMSポリマー」「サイリル」を11月1日納入分から20円/kg以上値上げすると発表した。

 ナフサの国産価格上昇の影響により、主原料であるPPG(ポリプロピレングリコール)とPO(プロピレンオキサイド)の価格が上昇している。加えて、物流費やユーティリティコストも上昇しており、同社の事業を取り巻く環境は厳しさを増している。

 同社は、コスト圧縮など、事業収益の改善に努めてきたが、原料価格などの騰勢に対する自助努力は限界に達しており、ユーザーへの価格転嫁も避けられない状況と判断した。