出光興産はこのほど、子会社である出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲを通じ、20%の権益をもつノルウェー領北海PL882鉱区で「ジュゴン」構造を試掘した結果、油の集積を発見したと発表した。
試掘に成功したジュゴン構造はノルウェー領北海にあり、スノーレ油田(出光興産の権益9.6%)から西に約10㎞に位置しており、出光興産は2019年にPL882鉱区の権益を取得していた。試掘の結果、上部ジュラ系砂岩、および中部ジュラ系ブレント(Brent)層群で油の集積を確認。同社は今後、開発に向けた詳細な評価、検討を行う予定だ。