三井化学は3日、ステークホルダーとの「質の高い対話」のためのプラットホームとして、同社グループの推進する戦略や実績を財務/非財務両面から統合的に報告する「三井化学レポート2019」を発行したと発表した。
同社によれば、制作にあたっては、国際統合報告の開示フレームワークや経済産業省の「価値協創ガイダンス」を参照・援用しながらも、定型化を避け、同社グループの目指す中長期的な価値創造に関する活動を理解してもらえるレポートを目指した。
同レポートでは、事業活動を通じた社会課題解決に対する取り組みへの理解促進を図るため、経済・環境・社会の3軸から指標を交えながらわかりやすく紹介。
サステナビリティマネジメントについては、淡輪敏社長とSDGパートナーズの田瀬和夫CEOの対談を掲載している。また、ガバナンスに対する姿勢や取締役会の実効性向上に向けた取り組みについては、久保雅晴副社長と社外取締役3氏による忌憚のない意見交換の様子を座談会形式で紹介した。
三井化学グループは今後も、ステークホルダーとの質の高い対話を続けながら、世界共通のビジョンである持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいく。