宇部興産建材はこのほど、窓際の結露対策として珪藻土を用いて調湿効果をもたらす、「なのらぼ 珪藻土の結露とり」の販売を開始した。同商品は、ナノテクノロジーを用いた国産のスーパー珪藻土で作られた珪藻土タイル。吸水性が高い珪藻土の機能を上手く用い、結露の発生自体を抑制してくれる便利なアイテムだ。
冬になると、室内外の温度差により結露が起こるが、放っておくと、窓のサッシ、ゴムパッキン、カーテン、床などに黒カビが発生し、健康に害を及ぼすとともに、家の寿命に悪影響を与える。
これまで発売されている結露対策商品は、結露発生後に対処療法で施すことが問題だった。シートタイプのものは、発生した結露をふき取ることが必要だったり、吸水テープタイプはそもそも吸水量に限界があったり、交換の手間もかかるため、本質的に結露の対策ができていなかった。
今回、開発した「なのらぼ 珪藻土の結露とり」は結露の発生自体を抑制しつつ、吸水をしてくれるという効果がある。3つの特長として、①群を抜く吸水量、②あらゆる窓に対応、③手入れ不要な手軽さ、が挙げられる。価格は、大(200㎜×2枚)、中(百㎜×4枚)、小(50㎜×2枚)と塩ビレール・両面テープ付2本の1セットで3500円(税別)、2セットで6300円(税別)となっている。