アジア石化市況 エチレンは海外市況下落で一段安

2022年11月8日

芳香族3製品は原油高で上昇、SM四週ぶり下落

 アジア地域の9月第4週の石化市況では、エチレンは前週比50ドル安の915ドル/tで取引された。海外のエチレン市況が急落したことで、アジア市場に輸入玉が増加するとの見方が強まり、一段安となっている。ナフサとのスプレッドも59ドル縮小の239ドルに悪化した。センター各社の定修が明けてくることもあり、市場に先安感も出てきている。

 プロピレンは

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アジア石化市況 エチレンは域外品の流入で反落

2022年11月1日

プロピレンは持ち直し、ベンゼンは3週ぶり下落

 アジア地域の9月第3週の石化市況では、エチレンは前週比10ドル安の965ドル/tで取引された。エチレンセンターは定修期を迎えているものの、欧州品が流入してきたことで、需給のタイト感が緩和したことが背景。ナフサとのスプレッドは23ドル縮小の298ドルと5週ぶりに悪化している。とはいえ、300ドル近くの水準を維持しており、エチレンセンター各社にとって事業環境は好況が続いている。

 プロピレンは

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アジア石化市況 エチレン8週ぶり900ドル台回復

2022年10月18日

ベンゼンも底打ち反転、スチレンモノマーも上昇

 アジア地域の9月第1週の石化市況では、エチレンは前週比115ドル高の975ドル/tで取引された。秋の定修シーズンを迎える中、日本のエチレンセンターでトラブルが発生したことにより玉を確保する動きが強まったことが背景にある。

 ナフサとのスプレッドも、

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アジア石化市況 エチレンは5週ぶりに反転上昇

2022年10月12日

一部誘導品が持ち直し、ベンゼン下落基調を継続

 アジア地域の8月第4週の石化市況では、エチレンは前週比45ドル高の860ドル/tで取引された。各社の減産が続いている中、一部の誘導品が持ち直してきたこともあり、5週ぶりに反転上昇している。また、週中にはエチレンセンターが

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アジア石化市況 エチレン軟化傾向も下落幅が縮小

2022年10月4日

ベンゼンが大幅安、海外市況急落がアジアに波及

 アジア地域の8月第3週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の815ドル/tで取引された。これで4週連続での下落となったが、下落幅は縮小している。各社の減産が続く中、秋の定修シーズンを控えることもあり、市場に底打ち感が出てきたことが背景。ただ、域外品がアジア市場に流入してきており、依然として需給バランスが締まっていない。スプレッドは、

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アジア石化市況 エチレン減産も下落基調を継続

2022年9月27日

ベンゼンは調整局面、キシレンは定修要因で上昇

 アジア地域の8月第2週の石化市況では、エチレンは前週比30ドル安の820ドル/tでの取引となった。中国の景気低迷を背景に誘導品メーカーが低稼働を強いられていることもあり、エチレンの需給バランスが改善しないことが背景。ナフサとのスプレッドも

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アジア石化市況 エチレン続落もスプレッドは改善

2022年9月21日

芳香族3製品は大幅下落、SMも軟化基調を継続

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは前週比15ドル安の850ドル/tでの取引となった。中国の需要の低迷が続く中、原油価格に伴いナフサ市況が下落したことが影響している。スプレッドは

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アジア石化市況 エチレン反落でスプレッドが悪化

2022年9月13日

ベンゼンとキシレンは二週連続上昇、SMは下落

 アジア地域の7月第5週の石化市況では、エチレンは前週比18ドル安の865ドル/tでの取引となった。前週は、約4ヵ月ぶりの上昇となったが再び反落し、2021年7月以降で最安値を記録している。エチレンの需給バランスが悪化していることに加え、中国のセンターが稼働を再開するとの見方が出てきたことで、先安観が強まったことが背景。スプレッドも

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アジア石化市況 エチレンは約4ヵ月ぶりに上昇

2022年9月6日

ベンゼンとキシレンも反発、SMは軟化傾向続く

 アジア地域の7月第4週の石化市況では、エチレンは前週比8ドル高の883ドル/tでの取引となった。3月末以来、約4ヵ月ぶりに上昇している。コロナ禍による行動制限が長期化している中国市場では、誘導品の需要回復の兆しが出てこない。センター各社の減産がしばらく続くとの見方が強まり、一部の需要家に玉を確保する動きが出ている。

 スプレッドも

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