アジア石化市況 エチレンは需給悪化で一段安に

2020年5月12日

芳香族はベンゼンのみ下落、SMも4週ぶり反落

 アジア地域の4月第4週の石化市況では、エチレンは、下値30ドル安、上値50ドル安の320~380ドル/tと一段安での取引となった。新型コロナウイルス感染が拡大したことで、アジア地域の誘導品需要が弱まっている。

 こうした中、経済活動の再開の動きが出てきた中国向けに域外品の流入が続いており、需給バランスが大きく悪化している状況だ。スプレッドも、

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アジア石化市況 プロピレンは誘導品増加で反転

2020年4月28日

芳香族は原油高で上昇、SMはスプレッドが悪化

 アジア地域の4月第2週の石化市況は、OPECの減産期待が高まり、原油・ナフサ価格が持ち直したことから、芳香族を中心に上昇した。ナフサ市況は前週比6ドル高の193ドル/tと7週ぶりに反転している。エチレンは、下値ステイ、上値60ドル安の

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アジア石化市況 エチレン110ドル安の400ドル/tに

2020年4月21日

芳香族も全面安、SMは反発しスプレッドが改善

 アジア地域の4月第1週の石化市況は、新型コロナウイルスによる感染が広まり世界経済にブレーキがかかる中、オレフィン・芳香族とも下落基調を継続した。原油価格が一段安になったことに連動し、ナフサ市況は前週比19ドル安の187ドル/tと、200ドル台割れを記録している。エチレンは、下値110ドル安、上値50ドル安の400~500ドル/tでの取引となった。

 大幅下落の要因として、ナフサ安に加え誘導品の需要減少が挙げられる。スプレッドも

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アジア石化市況 ナフサ安でオレフィン下落基調

2020年4月14日

芳香族も弱含み、ベンゼンは前週比105ドル安に

 アジア地域の3月第4週の石化市況で、オレフィン・芳香族とも底値が見えない展開が続いている。新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に経済活動が低迷していることや、指標となる原油やナフサ市況が下落基調を強めていることが背景にある。

 エチレンは、前週比で下値40ドル安、上値30ドル安の510~550ドル/tでの取引となった。ただスプレッドは、

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アジア石化市況 エチレン一段安の550ドル/t

2020年4月7日

芳香族3製品も続落、コロナの影響で需給が悪化

 アジア地域の3月第3週の石化市況では、エチレンは前週比で、下値、上値とも75ドル安の550~580ドル/tでの取引となった。ただ、スポット・ナフサ価格も

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アジア石化市況 コロナ感染拡大で全面安の展開

2020年3月31日

ナフサが300ドル台に、3年7カ月ぶりの低水準

 アジア地域の3月第2週の石化市況では、オレフィン・芳香族とも全面安の展開となった。新型コロナウイルス感染が欧米を中心に拡大し、世界経済の悪化が懸念されている。同週のナフサ価格は、原油安に連動し115ドル安の315ドル/tと2016年8月以来、3年7カ月ぶりの300ドル/t台を記録した。

 こうした中、エチレンは前週比で、

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アジア石化市況 エチレン下げ一服で前週並みに

2020年3月24日

ベンゼンとキシレン反発、SMは800ドル台回復

 アジア地域の3月第1週の石化市況では、エチレンは前週並みの680~700ドル/tでの取引となった。2月の1カ月間で100ドルほど急落していたが、ここに来て下げが一服した。新型コロナウイルスの感染が世界に拡大していることを背景に石化需要は悪化しているものの、アジアでは減産を計画しているメーカーもあり需要家が様子見となった。

 スプレッドは、ナフサが下落したことで

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アジア石化市況 エチレン一段安の680ドル/t

2020年3月17日

 芳香族は原油安で大幅下落、SMも800ドル/t割れ

 アジア地域の2月第4週の石化市況では、エチレンは下値20ドル安、上値50ドル安の680~700ドル/tでの取引となった。下値は昨年10月第4週以来、4カ月ぶりに700ドル/tを割り込んだ。

 新型コロナウイルスの感染が世界に拡大し、人やモノの流れが寸断され経済活動が停滞。原油・ナフサが下落したことや、誘導品の需要が悪化したこともあり、一段安となっている。ただナフサの下落幅が大きかったことで、スプレッドは

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アジア石化市況 エチレン下落基調が強め700ドル

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2020年3月3日

ベンゼン下落基調を継続 SMは800ドル割れに

アジア地域の2月第2週の石化市況では、エチレンは下値80ドル/t安、上値65ドル/t安の700~770ドル/tでの取引だった。中国発の新型コロナウイルスの感染が国内外に拡大したことを背景に、ここ2週間で140ドル/t安と下落基調を強めている。

 スプレッドも

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