アジア地域の石化市況では、エチレンが上昇基調を強め、1月第4週は960~1025ドル/tと上値は8週ぶりに1000ドル台での取引となった。エチレンは1月第2週に底を打ち反発していたが2週連続で大幅に上昇。前週比で下値は60ドル高、上値は65ドル高となった。海外プラントのトラブルが重なったことに加え、春に韓国メーカーの定修が予定されていることから、需給タイト感が強まっており、需要家が玉の確保を進めているようだ。
ナフサとのスプレッドも
2019年2月19日
2019年2月12日
2019年2月5日
2019年1月29日
2019年1月15日
2018年12月25日
2018年12月18日
2018年12月11日
2018年12月4日
2018年11月27日
アジア地域の石化市況では、エチレンが7週ぶりに反転し、11月第2週は920∼950ドル/tでの取引となった。前週まで下落基調を継続していたが、前週から下値で70ドル高とようやく持ち直しつつある。
ナフサとのスプレッドも前週から128ドル改善し354ドルと、2週ぶりに300ドル台に回復している。これまで、中国経済の減速や原油価格急落などにより先安観から買い控えていた需要家が、ここにきてスプレッドが縮小したことによる割安感で調達し始めた模様だ。
プロピレンはほぼ前週並みの、1015∼1085ドル/t。ブタジエンは