中国カーバイド品の下落が波及、需要は堅調維持
塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比150ドル安の1900ドル/t、中国その他向けは同150ドル安の1490ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向け
2021年12月8日
2021年11月5日
2021年10月7日
2021年9月1日
4カ月ぶりに反転、コンテナ不足で玉確保の動き
塩ビ樹脂(PVC)の9月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比140~150ドル高のCFR1590~1600ドル/t、中国・その他向けは同60ドル高の1270ドル/tで決着した。台湾大手メーカーは、インド向け同80ドル高の1410ドル/t(ボリュームディスカウントなし)、中国向け同60ドル高の1270ドル/t(同なし)で決着している。両地域ともこれまでと様相が一変し、4カ月ぶりに大きく反転する結果となった。
PVCのアジア市場は、海外大手メーカーのトラブル解消により需給タイトが緩むとの見方が強まったことで、
2021年7月29日
コロナ規制の緩和で需要改善、市場に底打ち感も
塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月並みのCFR1450ドル/t、中国・その他向けは前月比30ドル安の1210ドル/tで決着した。台湾大手メーカーは、インド向け同60ドル安の1330ドル/t(ボリュームディスカウントなし)、中国向け同30ドル安の1210ドル/t(同なし)で決着している。
PVCは、設備トラブルや米国寒波による出荷停止などにより、春先まで需給がひっ迫し市況が高騰していたが、トラブル解消に伴い需給バランスが緩和したことで、6月以降は大幅な調整局面となっている。ただ、市況が軟化したことで
2021年6月30日
モンスーンやコロナ影響で需要減、輸入品も増加
塩ビ樹脂(PVC)の7月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比130~150ドル安のCFR1450ドル/t、中国・その他向けは同100ドル安の1240ドル/tで決着した。台湾大手メーカーも、インド向け “塩ビ樹脂 7月のインド向け輸出、一段安の決着に” の続きを読む
2021年5月12日
2021年4月5日
米国の寒波影響が波及、世界的に供給不足が継続
塩ビ樹脂(PVC)の4月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比320ドル高のCFR1800ドル/t、中国その他向けは同300ドル高の1510ドル/tで決着した。3月の輸出価格は、昨年発生したトラブル要因が解消され天井感が出ていたことから、インド向けは120ドル安、中国向けは20ドル高となっていた。
そうした中、2月中旬に、石油・石化設備の集積地である米国テキサス州に寒波が襲来。その影響で停電が発生したり、配管が凍結したりしたため、各社のプラントが稼働停止を余儀なくされた。PVCも、大手メーカーが相次いでフォースマジュール(FM)を宣言したことに加え、港湾からの出荷が停滞したこともあり一気に需給がタイト化。市場に出回る玉が蒸発したことで、両地域とも輸出価格が300ドルも急騰する結果となっている。
台湾大手メーカーも、インド向け
2021年3月2日
転嫁遅れで調整局面、トラブル再発で4月反転も
塩ビ樹脂(PVC)の3月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比120ドル安のCFR1480ドル/t、中国その他向けは同20ドル高の1210ドル/tで決着した。
インド向けは、日本品の2月価格が1600ドル/tにまで高騰していたため調整局面となり、ロックダウンでオファーが成立しなかった昨年5月以来、10カ月ぶりの下落となっている。とはいえ、需給がタイトな状況に変わりはない。台湾大手メーカーは、インド向け “塩ビ樹脂 3月のインド向け輸出は10カ月ぶりに下落” の続きを読む
2020年12月24日
世界的に需給タイト継続、玉確保の動きが強まる
塩ビ樹脂(PVC)の1月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比140~150ドル高のCFR1450~1460ドル/t、中国・その他向けも同60ドル高の1160ドル/tで決着した。
台湾大手メーカーも、インド向け “塩ビ樹脂 1月のインド向け輸出は150ドル上昇” の続きを読む