塩ビ樹脂 6月のインド向け輸出は760ドル/tで決着

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2020年6月4日

経済活動が徐々に再開、需要の本格回復は不透明

 塩ビ樹脂(PVC)の6月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR760ドル/t、中国その他向けが前月比60ドル高の690~700ドルで決着した。台湾大手メーカーも、

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塩ビ樹脂 12月のインド向け輸出は10ドル安に

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2019年11月28日

モンスーン長期化、域外品の流入で需給が緩む

塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル/t安のCFR910ドル/t、中国・その他向けも同10ドル/t安の820ドル/tで決着した。インド向けは2カ月連続で下落、中国向けも3カ月連続で下落しており、両国とも軟化傾向が続いている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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塩ビ樹脂 8月インド向け輸出は前月比20ドル安

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2019年8月5日

 塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR920ドル/tと前月から20ドル安で決着。中国・その他向けも前月から30ドル安の850ドル/tとなり、両方とも3カ月ぶりの下落となった。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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塩ビ樹脂 5月インド向け輸出は前月比30ドル安

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2019年5月7日

 塩ビ樹脂(PVC)の5月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR880ドル/tで決着。前月から30ドル安と2カ月連続の下落で決着した。中国・その他向けも同820ドル/tと前月から20ドル安となり、3カ月連続で下落基調となっている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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塩ビ樹脂 4月のインド向け輸出は前月比50ドル安

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2019年4月4日

 塩ビ樹脂(PVC)の4月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR910ドル/tと前月から50ドル安と大幅下落で決着した。中国・その他向けも同840ドル/tと前月から40ドル安となっている。

 台湾大手メーカーは、インド向け

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塩ビ樹脂 12月のインド向け輸出は20ドル高に

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2018年12月6日

 塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR920~930ドル/t、中国・その他向けは860~870ドル/t、とそれぞれ前月から20ドル高となり、4カ月ぶりの上昇で決着した。

 台湾大手メーカーも、インド向け同20ドル高の910ドル/t(ボリュームディスカウント十ドル)、中国向け同20ドル高の860ドル/t(同)で決着している。輸出価格は、新興国における通貨安の影響などを背景に、インドをはじめとしたアジア地域に域外玉が流入したため、前月まで3カ月連続で下落傾向にあった。ただ、需要期に入ったことで、底値感から需要家の買いが強まっているようだ。

 インドは、農業用パイプの需要が伸長していることに加え、インフラ用途も堅調に推移している。インド・ルピーの通貨安の影響が懸念されていたが、足元では反転傾向にあることも、輸入環境が改善する要因となった。中国では、カーバイド法が高値を維持し、設備は高稼働となるなど、PVC需要は堅調だ。

 米中貿易摩擦によりPVC製品の輸出減少が心配されているが、まだ目に見える影響は出ていないもよう。米国品についても、価格を押し下げるほどの量までは増加していないが、12月に年度末の在庫調整が始まれば、玉の流入が増える可能性がある。

 今後の輸出価格については、11月で底を打ったと見られることから、年明け1月以降も上昇基調となる見込み。ただ、世界情勢の不安定化が実体経済を冷やすとの指摘も出ているため、市場動向を注視する必要がある。

 一方、日本のPVC輸出については、10月は前年比23%増の6万1000t(VEC発表)と今年初めて6万tの大台となった。荷動きの調整により9月が4万5000tと少なかった反動で10月の輸出量が増加した。とはいえ1―10月期で見ると、前年同期比10%減で推移しているため、2018年(暦年)の輸出量は、56万~58万t程度(2017年は60万8000t)となりそうだ。