輸出割合は12%に上昇、中国向けは減少傾向に
わが国の2023年(暦年)のエチレン輸出は、前年比65.1%増の62万9300t(財務省通関統計)となり、2年ぶりに60万t超えとなった。2022年は定修が
2024年3月1日
2023年3月24日
2022年3月31日
2021年4月12日
定修集中で生産減も、内需低迷で輸出割合が増加
わが国の2020年のエチレン輸出は71万900tとなり、エチレン生産に占める割合は12.0%と2019年度並み(11.9%)の高水準となった。
昨年の国内エチレン生産は592万5100tと、1993年以来27年ぶりに600万tを割り込だ。その要因として、センター各社の定修が集中したことや、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により石化需要が低迷したことが挙げられる。通常であれば、定修が多い年は国内向けを優先するため輸出割合が低下する傾向にある。同様に定修が多かった2018年は
2019年2月7日