積水化学 地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞

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2019年12月9日

 積水化学工業はこのほど、「『エネルギー自給自足型住宅』の開発・普及」の取り組みが評価され、今年度の地球温暖化防止活動環境大臣表彰(技術開発・製品化部門)を受賞したと発表した。同表彰は、環境省が1998年度から地球温暖化対策を推進するための一環として、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人又は団体に対し、その功績をたたえるため行われている。

 同社の住宅カンパニーでは、環境問題と社会課題の解決や盤石な経営基盤の構築を事業の成長力として位置づけ、ESG経営を推進。積極的にCO2排出量削減に寄与を目指し、多くのユーザーに環境に優しく、経済性と災害時の安心を両立させた商品を提供するため、「エネルギー自給自足型住宅」の開発・普及に努めている。

 また今年9月から「セキスイハイム」の居住者から太陽光発電システム(PV)の余剰電力を買い取り、同社グループの事業活動などへ使用するサービス「スマートハイムでんき」を開始。固定価格買取制度が終了するユーザーに、魅力的なPVの余剰電力買取サービスを提供するとともに、同社内の事業へ活用し、温室効果ガス排出量の削減を推進している。

 今後、「スマートハイムでんき」を通じて再生可能エネルギーのさらなる普及をリードし、SDGsで提唱されている「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」「パートナーシップで目標を達成しよう」などの目標に取り組み、課題解決への貢献を目指す考えだ。